超入門!落語 THE MOVIE「六尺棒」「権助魚」

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この番組のまとめ

あの ご両親は?お見舞い 来た?実は あたし親から勘当されちゃってて。 勘当? えっ? な… 何で?犬の散歩行くの一回 忘れちゃったんです。 紗由美!お父さん!お前 倒れたって 大丈夫なのか?うん 軽い貧血だって。 紗由美さんと同じ映画館で働いてる 濱田といいます。 「勘当だい!」と現代の日本で言っても法的効力は ないんだそうです。 江戸時代親が「勘当だ」と子に言えばそれだけで勘当が成立してしまったんだそうです。 何だ 久々に会ったのに!お父さんこそ 何なのよ!もう勘当だ!商家の旦那と若旦那「そうね。

うちにも孝太郎というヤクザな伜がおりましたがこれが遊び放題 店の金使い放題でございましてな本人に会いましたら どうぞよろしくお伝えを願います。 馬鹿野郎!ったく まあ おめえはな他人事に言って聞かせりゃいい気になりやがってん? どうして もう少し店の手伝いでもしよう 働こうそういう気にならねえんだ。 お隣の清六さんを見習え!毎日一生懸命 親父さんと一緒んなって 朝から晩まで真っ黒になって働いてんだろ。 「何を言ってやがんだ!この馬鹿野郎」。

「この馬鹿野郎 この野郎!おめえの親父の孝右衛門だ」。 「あっ 孝右衛門のお友達の方!これは よく お訪ね下さいました。 うちにも孝右衛門というヤクザな親父がおりました。 クラブ? クラブ いや 本当にもうほんと たまにつきあいとかですけどまあ 六本木とか。 六本木?銀座かな?いや あのね君ね さっきから 女の子がいるクラブの事 言ってない?あれ? いや すいませんあの…。 諸見里大介演じる 見張りにつけられた奉公人 権助の一席おつきあいを願いますが。

おらが好きなもんけ?おらが好きなもんは 別にてえしたもんではねえがな今川焼きつうのあら おら好きだ」。 「今川焼き? まあ 変なもんが好きな…。 さあ 権助 手ぇお出し。 これ お前に お小遣いあげるからいいから取っときな いいから」。 「ありまあ おらに小遣えくれんだ。 あら! 何だ こら一円もあるではねえか!こんだに 今川焼き買ったらこれ いっぺんに食いきれねえな」。 さあ 権助お前にあげるもん あげたんだからすっかり しゃべっちゃうんだよ。 小遣え もらったからしゃべる訳でねえだよ こら。

途中でな 丸安の旦那にバッタリと会って向島の料亭へ繰り込んで芸者太鼓をあげてどんちゃん騒ぎ。 まあ 日和がいいてんで『隅田川で網を打とう』てえ事んなって網文という舟宿から舟を出して網を打ちましたと。 どうしようか? う~ん?おっ お前ね 何でもいいんでえ魚屋行ってな隅田川でとれそうな魚 網打ち魚これを買ってなうちのやつへ ざ~っとこうやって見してやれ。 そうすりゃな うちのやつだって少しは隅田川で網打って遊んだっていうの 信用するから」。 「どれ? それはなスケソウダラってんだい」。