放送の解説は2000年のこの大会優勝北海道警察教士八段、栄花直輝さん。 福井の初出場、若手の林田佐賀のベテラン笹川そして大阪の新鋭初出場の前田に優勝4回を目指す東京の内村。 鹿屋体育大学4年の真田裕行鳥取と今大会3位に入った経験がある東京の畠中という8人です。 栄花積極的に技を出そうとしたところ林田選手も気力十分ですね。 太田初出場の林田。 学生時代に全日本学生剣道選手権優勝日本一になりました。 優勝3回、東京警視庁ベテラン内村良一。
ここまでをご覧になって試合時間が5分に近づいていますが栄花さんの印象はどうですか?太田互いの面は、前田だ。 森太田さん西村選手ですけれどもこの試合の前に話を伺ったところ1回戦以外は広い視野で周りがよく見えている今日は積極的に技を出して勝ち上がってきました。 栄花西村選手の得意技の下からの小手あれを警戒して竹刀を下げるとまっすぐ面がきますので。 森山本選手ですが試合の前に西村選手は小手があるのであとは足を使ってしっかり粘っていきたいというふうに話していました。
太田真田裕行3回目の出場。 そして対戦相手は東京警視庁の畠中宏輔。 太田真田が仕掛けようとするんですが逆に畠中が攻め返していると。 太田今のお話、栄花さんどう聞きますか?栄花間合いの駆け引き畠中選手、先ほども何回か打ってきたところをさばきながら引きながら技を出しますね。 太田10分の試合時間ですが徐々に時間が進んでいくと栄花さん、1本勝負のような感じになってきますね。
得意技を出すということが自分の展開へ持ち込んでいくことにつながりますので打開策にはなっていくのかなと思いますが畠中選手も自分で展開を持っていこうと技を出していますので五分五分ですね。 林田、畠中が初優勝を果たすのかという今年の全日本選手権です。 西村選手、内村選手畠中選手、実力者ですし林田選手も本当に今年1年間勢いがありますので教職員大会でも優勝しているので千葉仁さんと西川清紀さんと並んで優勝3回なんですが4回目なるかというここまできました。
今年の全日本来年には剣道界では世界選手権を迎えます。 太田来年、日本代表がどんな選手になっていくかというのは来年6月に決まるというふうに聞いていますけれどもその世界選手権に向けて前年に行われている全日本ということで日本代表の男子監督石田利也さんにお話を聞いていますのでご覧いただきましょう。
栄花内村選手は先ほど前田選手との試合のときも面をとられたんですけどとるところがないというか攻め口がなかなか内村選手見つけづらいですね。 太田林田の小手に対して内村がそのあと面を打ちましたね。 栄花林田選手も小手にいった感覚が少しあったのかもしれないですね。 展開どうでしょうか?栄花難しいですけど林田選手は先ほどと同じところもう一度狙うしかないと思いますね。 太田その決勝で内村と争うのは熊本の西村か、東京の畠中か。 準決勝の第2試合赤が西村五段白が畠中錬士六段です。
西村選手も。 栄花さん、畠中が狙うとしたら?太田時間がなくなってきた。 また、2年前の日本で開催されました世界大会のキャプテンが内村選手で初出場が西村選手で同じチームメートでも本当に尊敬できる先輩との一戦ということで思い切ってできるのではないかと思いますね。 栄花多分2人とも思い切ってやろうというでは、この決勝を占っていく前に第65回全日本剣道選手権まもなく決勝です。
西村選手が1本をとって歓声が上がると同時に控室から出てきて、会場の隅でウォーミングアップを始めました。 栄花どちらも畠中選手も西村選手もそして、こちらも1本とった直後にとる。 栄花西村選手憧れの大先輩ですからいくしかないという気持ちだと思いますね。 栄花西村選手が後輩というそれに関係なく1人の選手として戦う気持ちだと思いますね。
西村去年熊本で大震災があってやっぱりいろんな形でいろんな支援をしていただいた方々がいらっしゃいますのでそういう人たちに熊本でもこうやって頑張ってるぞというのを見せられたらいいなと思ってずっと剣道をやってきたんですけどこの1年間というのは、その中でいろいろしてくれた人たちに対して感謝の気持ちを持って臨もうと思って今大会に臨みました。
西村今回の大会は来年、世界大会を控えてるということで世界大会に向けての大会だと思ってプレッシャーを感じず世界大会で日本代表をとるための大会と思って気持ちを楽にして臨めたのはよかったかなと思いますしこれで、優勝したからといって終わりじゃないのでまた次の世界大会とかありますのでそこでしっかり自分の剣道をするということを目指してやっていきたいと思います。