NHKスペシャル 人体 神秘の巨大ネットワーク第2集「脂肪と筋肉が命を守る」

戻る
【スポンサーリンク】
21:00:05▶

この番組のまとめ

「脂肪と筋肉」です。 でも 脂肪と筋肉っていうのは脇役じゃないんですか?いやいや とっても大切です。 女優の…脂肪と筋肉の知られざる姿を徹底的に解明するために協力してくれました。 筋肉もまた情報を伝える物質を出してそんな脂肪や筋肉の情報のやりとりに破綻が起き始めている事も明らかになってきました。 あなたの命を守る脂肪と筋肉の驚くべき力。 ちなみに 橋本さん56kgでいらっしゃるんですが松岡さん この筋肉持ち上げてみて頂けます?でも スレンダーでいらっしゃるからそんなにね…。

アブラをため込んだ脂肪細胞が無数に寄り集まっています。 私たちの体の皮下脂肪や内臓脂肪の正体は脂肪細胞の塊だったのです。 ジュリアンくんは脂肪細胞を持っていません。 それにしてもなぜ 脂肪細胞がないと食べても食べても満足できないのか。 原因を突き止めたのが食欲研究の第一人者…脂肪細胞が なんと 食欲を抑える物質を出している事を発見し世界を驚かせました。 レプチンは 脂肪細胞からのメッセージを伝える働きをします。

実際の脂肪細胞を2万倍に拡大した立体の模型も ご用意しました。 今回 特別に開発した顕微鏡にハイビジョンの16倍も高精細な8Kカメラを取り付け生きた体の筋肉を撮影しました。 筋肉の細胞から初めて発見されたメッセージ物質です。 ミオスタチンは 筋肉の細胞から周囲に向けて放出されこれをきっかけに 筋肉が出すメッセージ物質に関する発見が相次いでいます。

脂肪細胞が レプチンを出してもう食べなくていいよって言ってるはずなのにまだ食べたくなってしまう。 これは 脂肪細胞がアブラをため込んでいく様子を顕微鏡で捉えた映像です。 脂肪細胞は 食べ過ぎて余った糖分やアブラを蓄えて増えていく事が分かっています。 つまり宮川さんの脂肪細胞からも食欲を抑えるレプチンはたっぷり出ているはずです。 レプチンが効かなくなり食欲が コントロールできなくなって陥るのが…おなかがポッコリ 見た目が悪いだけなんて思ったら大間違い。

更に 免疫細胞は 次々と分裂し自分自身も「敵がいるぞ!」という誤った警告メッセージを拡散していきます。 膨れ上がった脂肪細胞の周りを免疫細胞が敵を探して動き回っています。 免疫細胞は 本来なら細菌などを攻撃して私たちの体を守ってくれる味方のはず。 ところが 暴走した免疫細胞はとんでもない事態を引き起こします。 こうして 暴走した免疫細胞は体中のさまざまな場所を痛めつけ心筋梗塞や脳梗塞 腎臓病そして 糖尿病などひょっとすると免疫の暴走がもう起き始めているかもしれませんよ。