今場所の優勝争いは、いよいよ白鵬が40回目の優勝に向けて終盤戦、あと5日間。 幕内は、妙義龍と豪風から始まります。 東が豪風、3勝7敗西が妙義龍6勝4敗。 新しい年が、もうまもなくですが幕内力士として迎えるためにはここから非常に大事な豪風にとっては終盤戦です。 妙義龍らしい相撲は何番か見られます。 いま一度、妙義龍にとっては幕内の上位三役に向けての戦いです。 初顔から妙義龍が5連勝していましたが平成25年ごろから、はたき込みで3連勝の豪風。 その後、また妙義龍の7連勝中という2人の対戦です。
前はもっと引いたり、いなしたりする相撲が多かったんですが今場所は前に攻めきる姿勢を感じます。 土俵上は隠岐の海と輝です。 隠岐の海の地力からするとこの結果は決して不思議ではないわけです。 下からあたっていく相手も起こして自分の位置で相撲を取れば相手も腰高になります。 大きな輝に右を取ったあと九州場所も残り5日間です。 十両昇進を確定させた相撲は碧山と朝乃山が土俵上です。 今場所は苦しんでいる朝乃山です。 勝ったのは得意の左上手朝乃山です。 平成17年の九州場所でした。
7戦全勝ということになりますとその場で決まることもありますし千秋楽で決定戦ということも可能性もありますが勝ったのは琴勇輝です。 人気の遠藤と錦木の対戦です。 今場所、ここまで7勝3敗の遠藤。 形を作ってからは遠藤の相撲でした。 まわしを取ったあと体を入れ替えてそのあとの動きは8勝3敗、遠藤5連勝で勝ち越し決定です。 きょう十一日目勝ち越した力士にはインタビュールームに来てもらおうと思っています。 鳴戸さんの目には体調がよくなってきたという遠藤です。 勝ち越しを決めた遠藤関です。
大奄美もしのいで勝ちましたNHKとNHK厚生文化事業団では日本相撲協会の協力で第51回NHK福祉大相撲を両国の国技館で開催します。 安美錦の数字をちょっと見ますと横綱を倒した数が延べ11人。 安美錦と正代です。 正代はもろ差しねらいでくる相撲もあります。 いったんは回り込んで安美錦、残しましたが正代が先に仕掛けました。 安美錦関の右からの攻めを想定していた。 藤井鳴戸さん相手が攻めてくるところも考えながら、相撲を取らなければなりませんね。
藤井ぎりぎり俵で残った千代翔馬が関取になってちょうど丸2年というところです。 192kgの重たい魁聖そして今の幕内力士の中では体の小さい千代翔馬。 仕掛けたのは千代翔馬でしたが魁聖の大きさ、重さに潰されました。 向正面の谷川さん千代翔馬が、先に先にと仕掛けましたけれどね。 千代の国、3勝8敗大翔丸も、この一番で負け越しが決まりました3勝8敗です。 きのう、横綱稀勢の里戦が組まれましたが稀勢の里に不戦勝きのう2勝目きょう勝って3勝目の千代の国です。
無理に前に出ることなくよく動く松鳳山を自分の前にずっとおいてきましたね。 突然ですが、皆さんモンゴルの国鳥はオジロワシワシです。 松鳳山戦、やっと勝ちました。 7勝3敗どうし玉鷲と荒鷲玉鷲が押しました。 玉鷲が30歳を過ぎて三役定着してきて今場所は少し下がりましたが力はまだまだ上がっているのではないかと思いますがどう思いますか。 今場所は初日に稀勢の里を破りました。 勝ち越しを決めました玉鷲関です。 玉鷲関でした。
琴奨菊の左をのぞかせて貴景勝、押されましたが俵で逆転で勝っています。 今場所はそれぞれの力士がことし活躍した力士が「自分が選ぶこの一番」ことしの春場所、千秋楽千代翔馬戦を選びました。 千秋楽勝てば敢闘賞とという声が耳に入りますとその後、貴景勝は出世を遂げています。 琴奨菊とも今場所は白星が挙がってきていませんけど。 新鋭、貴景勝を下しました琴奨菊、3勝8敗。 大関経験のある琴奨菊意地を見せました。 三役に向かっての終盤戦貴景勝です。
すべて勝ち越してすべて勝ち越しているのは御嶽海と嘉風の2人だけです。 両者ともに御嶽海も嘉風もここまでは勝ち越しを続けています。 御嶽海、今場所6勝4敗です。 御嶽海については谷川さんどうですか。 大応援団の前で7つ目の白星を勝ち取りました、御嶽海。 きょうの相撲どうですか御嶽海は。 いよいよ谷川さん、あすは白鵬戦ですね。 僕はどちらが勝つか分かりませんけど、おもしろい相撲になると過去は4対2、御嶽海の2勝です。 ただ1人の10戦全勝横綱白鵬が入場します。 白鵬も嘉風も入場しました。
北勝富士は8勝2敗。 北勝富士は豪栄道の胸を借りたことがあります。 やる前に気合いが入っても取組になって動けなくてなんとなく負ける相撲がありますがこの北勝富士にはそれがありませんね。 横綱を1人ずつ破って勝ち越してきている北勝富士。 出ていったのは北勝富士でした。 北勝富士、勝って9勝2敗。 北勝富士の気合いがそのまま相撲に移っていきました。 3回目の対戦で埼玉栄高校の先輩に、憧れの存在の豪栄道に勝った北勝富士。 気迫が、北勝富士はあふれていましたね。