トランプ政権は北朝鮮がこれまでアメリカは軍事攻撃できないとたかをくくって核・ミサイル開発を進めてきたとみていまして軍事攻撃もありうると北朝鮮に思わせないと交渉の席に着かないと考えているんです。 さらに、テロ支援国家の指定は北朝鮮が将来、交渉の席に戻ったときに備えて交渉のカードとして持っておきたいという思惑もあるのではないかと思います。
AI・人工知能というのは急速な発展を遂げていますから囲碁や将棋でしたら、いいわけですけれども、兵器に搭載されるとなるとそれは人の命を脅かす存在になってしまいますよね。 特定通常兵器禁止制限条約、こういう条約がありまして日本を含む100か国以上が加盟しています。 この条約の枠組みで過去にはかつて日本の都市の空襲にも使われた焼い弾など過度な苦痛を与えるいくつかの兵器を禁止した実績がありますのでロボット兵器についてもこの枠組みで規制できないかということで3年前から専門家による非公式の会合が重ねられてきたんです。
ロボット兵器というのは今まさに開発の途上にありますからミサイルなどのように存在して完成しているようなものではありません。 人が遠隔操作で攻撃するものでも誤爆によって多くの市民が巻き添えになったりしているそれが、ロボット兵器が判断して攻撃するということになると何が起きるのか、不安が大きいんです。 自分で自分を律するということなんですけれども特に問題なのが人工知能が、みずから攻撃をする完全自律型ロボット兵器ということでこのタイプはまだ実用化はされていません。
3つ目は危険というのが最も重要なんですがロボットなら兵士の命を危険にさらすことなく作戦の遂行ができるんです。 いわば人間がやりたくない、やるのが難しい仕事こそロボットの得意とするところなんです。 ロボットが自分自身のことを守りなさいということです。 人間を殺傷するロボット兵器も登場するとアシモフの懸念が現実のものとなってしまうというわけで、そこで実際にどんな開発が行われているのかこちらをご覧ください。