NHKスペシャル「皇位継承へ 素顔の“新天皇”」

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この番組のまとめ

再来年の春、天皇陛下が退位され皇太子さまが即位されることになりました。 有働皇太子さまが新しい天皇になられる。 国民から、最も愛されて尊敬される、天皇皇后両陛下から役をイベントで1年間務めさせていただいたので皇室の歴史に本当に最近興味を持ってきたところで。 増田平成だって新しくなったって思ったら…平成生まれですよね?というのがもう一つぴんとこないんですがそれは、どう考えたら?河西学生さんから、よく出る質問ですけども日本国憲法には第1条で、天皇の地位は私たちの国民の総意に基づくと書いてあるんですね。

先の大戦を知らない世代がどんどん増える中で、天皇陛下は戦争で犠牲になった人たちの慰霊を続けられてきました。 憲法には「天皇は総理大臣を任命したり天皇陛下が、みずから築かれてきたものなんです。 天皇陛下がもう一つ、象徴の務めとして大切にされてきたのが戦争の記憶と向き合うことです。 天皇陛下は80歳を超えた今も皇后さまとともに人々とのふれあいを大切にされています。

有働保阪さん、今お二人からもありましたが当たり前のように見えて、国民が受け止めているということですけどもこの平成の30年間の中で天皇陛下と国民の間っていうのは変化がありましたか?保阪やはり、相当大きく変化したと思いますね。 徳永おととい開かれた皇室会議で皇太子さまが再来年5月1日に新しい天皇に即位されることになりました。 すると、これまで天皇陛下が担われてきた「象徴」としてのお立場も皇太子さまに引き継がれます。

天皇陛下から象徴としての務めを受け継ぐ一方皇太子さまが水をめぐる問題に関心を深められたのは昭和62年。 皇太子さまも、また象徴のあるべき姿を鈴木皇太子さまが平成流を引き継ぎながら新たな天皇像っていうのを構築されているんだなというのをすごく感じましたね。 大学は歴史学をそれで、先ほどのVTRのイギリスでも、そういうことを勉強されててそういう意味では若いころから持っていた関心を今、実を結んでるということになってるんでしょうけど皇太子時代からの模索っていうのは実は今の平成の天皇の在り方とも実は似てるんですね。

これが、平成の場合は着実にやってきたことを天皇になってもずっと、また続けていったのでそれをメディアが注目して国民もより見るようになってああ、これが平成流なんだっていう形で認識していくように新しい時代に反映した在り方として私たちに受け入れられるし私自身も、こういうことをもっとやってほしいと思うかもしれないんですね。

徳永雅子さまは、ストレスが主な原因とされる最近では10月全国農業担い手サミットで高知市へ。 できることから一つ一つ取り組むことが雅子さまが活動の幅を広げられるために鈴木高校生の子が書いた今のVTRはどういうふうに?増田お子さんを亡くされたお母さんの気持ちなんかは雅子さまも愛子さまの母親としての気持ちもありますしご病気でありながら自分ができることを、本当に一歩一歩、探しながら歩まれているんだな強いお方だなというふうに思いました。

有働河西さん、雅子さまが皇后さまになられるわけですけど未来の天皇陛下にとってどういう存在になっていくと?河西実は皇后というのは憲法にも皇室典範にも何も書いてないんですよね。 新しい天皇が国際社会の中で活動していくとなるとそこで支える皇后という存在もまさに国際社会の中で活動する天皇を支える存在になるので皇后自身もまさに国際社会の中でまた違った形になる新しい天皇制の在り方みたいなものになっていくんじゃないかと思うんですね。 江戸時代後期の光格天皇。