これでわかった!世界のいま ▽ノーベル平和賞が問う 核軍縮の理想と現実は

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この番組のまとめ

世界の核兵器をなくすことを目指していてキャンペーンとありますように世界101の国と地域にある468の団体が連携して活動しています。 それに対して核兵器禁止条約は核兵器の開発や保有、使用は違法であると国際法で禁止すると定めてしまうことで核廃絶の最終的なゴールを示してしまうというものなんです。 つまりノーベル賞の選考委員会は北朝鮮という国をあえて挙げながら核兵器が再び使われるおそれがあると厳しい現実を指摘しているんです。

シップが言っていたようにたたえているという側面と同時にこの条約を足がかりにして国際社会が誠実に核軍縮に取り組んでいくべきだという世界へのメッセージという側面の両方があったのではないかと思います。 実はこの5か国とも第2次世界大戦の戦勝国で戦争のあとにできた国連の安全保障理事会で常任理事国という特権がある国です。 これまで世界の核軍縮は40年以上にわたって国連の加盟国がほとんど参加しているNPT・核拡散防止条約というこの枠組みの中で進められてきました。

北朝鮮は核を保有することで対等に対話ができるかなとそれにしびれを切らしたICANと一部の国が目指すのは核兵器を段階的に減らすのではなくて一気に開発、保有、使用を禁止して核開発の最終的なゴールを示すという核兵器禁止条約だったんです。 国際的なNGOが一部の国と協力して、まず禁止条約を作っていくという流れです。 それが過去には対人地雷禁止条約やクラスター爆弾禁止条約が作られたときに同じ手法が取られました。

続いて2時間目エルサレムを将来の独立国家の首都と位置づけている四面そ歌のトランプ大統領。 3つの聖地があるエルサレムを巡ってユダヤ教徒が大多数を占めるイスラエルが首都だと主張しています。 各国とも大使館をエルサレムではなくて海岸にあります商業都市のテルアビブに置いています。 アメリカ議会がエルサレムをイスラエルの首都と認めるという法案を20年以上前の1995年に可決しているんです。 トランプ大統領に対してはパレスチナ側は反発。