この経済成長の先頭に立っているのがインドの首相、ナレンドラ・モディ氏です。 このインドのリーダーといいますと独立運動を指揮しましたマハトマ・ガンジーが有名ですが就くやいなや次々と政策を打ち出してインドの経済成長をけん引しています。 モディ首相は少年時代に駅で紅茶を売って父親を助けていた自身の体験を引き合いに出しまして常に貧しい人々の目線にメイク・イン・インディアというものやクリーン・インディアがあります。
モディ首相のメイク・イン・インディアを実践するなら30年ほど前、私、初めてインドを訪れたんですが確かにトイレがなくて困ったことをよく覚えています。 高額紙幣廃止令でどんな事態になったのか。
このデジタル・インディアという構想の中にはメイク・イン・インディアで作った格安の国産スマートフォンを貧しい農村部の人々も含めた国民全員に持たせようというねらいもあったんです。 地方の農村の人たちを金融サービスのネットワークの中高額紙幣廃止令によって起きた現金不足はキャッシュレス社会を後押ししてデジタル・インディアという構想を加速させることにつながっていったのです。 このIT企業の創設者はアメリカやイギリスでITエンジニアとして働いたあとインドに戻って会社を設立しました。
インドを巡る外交や安全保障を語るうえで外せないのが一部は国境を接する中国です。 この一帯一路と、ご覧のようにこう見ているとインドは遠い国の話のように聞こえますが日本は中東から原油の8割を輸入していましてペルシャ湾などから原油を運ぶ重要な海上交通路・シーレーンがあるもし、この真珠の首飾りが何かのきっかけで中国の軍事的な意味合いを強めたルートに変わってしまった場合、日本は中東・ヨーロッパにつながる海上ルートを封鎖されてしまうことになるんです。