耳をすませば「しなやかに生きて~ペギー葉山・野際陽子〜」

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この番組のまとめ

ジャズ歌手を目指していたペギーさんは「南国土佐を後にして」をきっかけに歌のジャンルを超えて日本を代表する歌手になりました。 昭和40年代ファッショナブルで行動的な女性を演じ人気を集めます。 「美貌の歌姫」というキャッチフレーズで注目を集め「紅白歌合戦」出場も果たしました。 NHK高知放送局の開局記念番組でご当地ソングを歌ってほしいと求められたのです。

「日本人やったんやな」って言われてね。 ふるさとを愛する思いが日本人の心に響いたのです。 日米修好百年祭というのがあってロサンゼルスのお祭りにねお招きを受けて行きましてで やっぱりそこで「南国土佐」を歌いましてやはり アメリカに来たんだからじゃ ブロードウェイに行って誰よりも先に見る事ができたのです。 「ドレミの歌」だけでも とにかく私のものにして帰ろうと思ってこれは いいお土産の歌になったっていう事でホテルに戻って 一生懸命日本語の歌詞を書きましたの。

9歳で終戦を迎え 憧れたのは映画見て ポップス歌ってっていう感じでいたんですけど大学を卒業すると 難関を突破してNHKのアナウンサーに採用されます。 このころ 社宅で1人暮らしをしていた野際さんは給料日に 恐ろしい目に遭います。 NHKの看板アナウンサーとして期待されました。 貯金してフランス行きたかったのと本当に「はいはい」って言ってそっちに乗ってしまって。 それで…何か とても フランスっていうのが輝いて見えたんですね。 およそ1年間のフランス留学。

それが 日本で初めて ミニスカートをはいたっていわれたんですけどそんな意識は全然なくてお金なかったから 帰る時に一つだけ洋服を買って帰ろうと思って。 最先端のファッションと男性顔負けのアクション。 当時は高齢出産として話題になりました。 結婚と出産の経験が野際さんの女優としての転機となります。 マザコンの息子を溺愛するエキセントリックな母親役です。 やっぱり ヒロインの賀来千香子さんのいじめる 敵役ですから「え~ いじめる役か」ってちょっと思いましたけどね。