♪~我が 井伊直虎である。 は?私は命じておらぬ!六左衛門戻してもう一度 持ってこい!井伊領内を見聞するため 直虎は近くの瀬戸村を訪れる事とした。 そんでも お年貢は納めねばならんで直虎様!何かあったのか!?このままでは 井伊は潰れてしまいまする!井伊家も 戦の度に借金を重ね徳政令を出せば家が潰れてしまう状況であった。 徳政令を出さずに井伊を立て直したい。 直虎様は 借金のかたに瀬戸を方久に売ったんずらあ!確かに 徳政が出されれば今ある借金は消えてのうなる。
殿は? 今日も お出かけか?目付けというのは物見遊山が多ければ物見遊山が多いと駿府に お伝えするのが役目だ。 そして それは物見遊山という名の内通ではないかと疑うお方も多くてな。 何です?虎松は 勝ちたいです!あの子は…直親様の血を 継いでいるから。 え…?回想但馬は 何故 あのように後見に執着するのでしょうか。 自分が 今川には犬であると見せかける事で井伊からは毛虫のように嫌われる事で一人 矢面に立ち己の手で 井伊を守ろうとしておるのではないですか?もし 仮に そうだとしておぬしは どうするのじゃ。
あ…?おのれ!あっ 直虎様!直虎様!待て!食えぬ… もそっと…。 夜が明けてもお戻りにならぬなどかどわかしに決まっておろう!年貢を取るのは井伊の土地だからじゃ!何で あそこはあんたの土地なんだよ。 武家なんてやつらは 泥棒も泥棒何代も続いた由緒正しい大泥棒じゃねえか!井伊の家臣たちは直虎を無事救出。 やってみねば分からぬではないか!できるわけねえだろう!ああ そうかできる事しかやらぬのか!なんともまあしみったれた男じゃな!井伊は 材木を商うつもりじゃ。 直虎様。