え？天満一兆庵の立て直しも お料理も何もかも。 雲外蒼天の方が ずっとええ。 けれど もしも その弁当箱に詰める料理を作ったのなら…。 回想もし 料理を作ったのなら澪ちゃんは きっと立ち直る。 雲外蒼天…。 ありがとよ！さあ 寄ってってくんな！料理番付 関脇のつる家が元飯田町に店開きだ！さあさあ さあさあ！へい お待ち！こっち こっち！はいはい。 さすが 清右衛門先生よくぞ そこまで。 永田陶斉じゃ。 永田…？そして その町医者は陶斉の次男 永田…。 澪さんは 鱧を料理できますか？鱧？ はい。
おいしいお料理を作るのに男も女も関係ないのやありませんか？料理を口にしておいしい思た気持ちは料理人が女と知っただけで消えてしまうものなのでしょうか。 料理人も同じではないでしょうか。 公方様の御膳にまいらせる特別なお召し上がりものを市中の商人どもにひそかに横流ししさあさあ この度の龍と鶴との腕競べ！戦い挑むは大坂の白く かよわき女鶴！買った買った 買った買った～！今年は 登龍楼と うちとで入れ札が分かれてこのままじゃ どっちが大関と決められねえんだってよぅ。
どうされたんですか？ほら いつか清右衛門先生が言ってた御膳奉行ってのかい？その中の一人が詰め腹を切らされたっていうんだよ。 しかし まさか 御膳奉行が公方様のお食事の上前をはねるとはな。 清右衛門先生と坂村堂さんもえらく悔やんでたぜ。 小松原様は 小松原様ではなくて土圭の間の小野寺様なのでしょう。 小松原様でも 小野寺様でもどのみち私にはどこから来てどこへ行くかもしれへんお侍様なんですから。 そやのに 読売の話を聞いて勝手に 小松原様のお身を案じて。