金曜イチから「スクールセクハラ 声をあげはじめた被害者」

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この番組のまとめ

この女性は卒業して20年以上たった今も処分を受けた教師は過去最多。 子どもたちの心に深く傷を残す、スクールセクハラ。 学校で起きる性的な暴力や言動についてなんですけれども、今回、私たちが焦点を当てるのは教師から児童・生徒へのセクハラです。 あってはならないことなので、国としてもこのスクールセクハラに対しては、2001年以降に懲戒免職を含む、厳しい処分をするように、各自治体に指導をしているんです。 どうしてこのスクールセクハラが起きてしまうのか。

たぶん、一番大きいのは、学校って先生たちは子どもたちと仲よく、平等に教育をしようと思っているんですが、実際は例えば男の先生と女子生徒って考えると、男、女、それから大人、子ども、それから教師、生徒、それから部活だったら、学校での力関係って、すごく差があるんですね。

子どもや保護者が相談できる窓口って各自治体に作るように求めている、文部科学省がということなんですけれども、関東甲信越の自治体に取材したところ、ほぼすべてに窓口があったんです。 例えば、これ、千葉県のケースなんですけど、これ公立の中学校、高校で配ったリーフレットだということなんですが、セクハラ防止のためのチラシなんですけどね、この裏側に、窓口、どこに相談すればいいのかっていうの、書いてあって、周知していると。

亀井さんは各地の教育委員会から頼まれ、教師へのセクハラ予防研修も行っています。 伝えているのは直接的なわいせつ行為でなくてもスクールセクハラにつながる可能性があるということです。 判断の参考になるかどうかですけど、一例もありまして、これ、東京都が出しているスクールセクハラのガイドラインに掲載されている例なんですけれども、他者に触れにくい場所で1人で個別指導することは、やっぱりスクールセクハラに当たりますと。 自家用車に同乗させることもスクールセクハラに当たると。