「演芸図鑑」のお時間です。 近頃 マスクをして歩いてる方随分 いますよね。 向こうも律儀な方でマスクを外して おじぎをしてフッと見たら 知らない人だった。 今日の出演者まずは カンカラの時代劇コント。 落語協会所属の二ツ目さん。 ん?この山を越えれば我が杉林家の味方毛利の里にございます。 参る!う~ん どうだ!お… おい 入山 大丈夫か?殿! お下がり下さい。 そうか?う~ん!ああっ! くっ!う~ん どうだ!おい 入山 大丈夫か!? お前。
駄目か?ハッハッハッハッハッ!今度こそは 逃がさんぞ!逃がさんぞ 杉林!あれ?いかにも 我が名は杉林!逃げも隠れもせぬわ!殊勝な心がけ。 ならば次は この槍の餌食となれ!おのれ!貴様! 離せ!この杉林 ただでは死なぬわ!イテテテテッ! 痛い…。 今 イケメン落語家ブームなんという事をよくいわれておりますけれども私は それに漏れてるんでございますね。 落語家は 必ず芸名がございまして看板でございますからちゃんとこの由来というものがございます。
八公と言っていた人が八五郎さんとなる。 八五郎さんと言っていた人は八五郎殿となる。 八五郎殿と言っていた人は八五郎様となるな」。 「いやいや あのねこの裏にいる大家なんだけどもねあっしの顔さえ見りゃあねがらっ八 がらっ八ってねこれ 八公より よくねえや!だから 行ってね掛け物か何かを褒めて八五郎様か何か言わしてくれると思って ヘヘッ。 どうも ありがとうございました!さいなら!大家の野郎いりゃいいんだけどな。 これは 根岸にいらした亀田鵬斎先生の詩だ」。 医者の先生ああいうの集めてたよな。
先生ね あの この字をねちょっと読んで下さいよ。 これはね 『仏は法を売り祖師は仏を売り末世の僧は祖師を売り汝五尺のなかごを売り一切衆生の煩悩安んず。 「はあ~ 先生の前ですけどいい四ですな」。 こらぁ 一休禅師の悟です」。 先回りして 今度いい六だねって言ってやろう。 「兄貴! これは面白えな!」。 「面白え?」。 「面白えよ。 こらぁ 布袋和尚だ」。 何かさ 隣にさ頭の長えのいるけどこれ 帽子かぶる時大変だろうな」。 「そら 福禄寿だよ」。 「ばか! これ 七福神だよ!」。
それより面白かったのはそれを 「ONE PIECE」もともと原作の「ONE PIECE」がお好きで歌舞伎見た事ないっていうような方がご覧になって新しいと思うんですよね。