30回目のグランドスラム決勝の舞台に歩を進めています。 全豪初めての決勝進出第6シード、マリン・チリッチ。 辻野特にフェデラーはまだセットも落としてないですしまたチリッチもプレーの内容すばらしいと思います。 チリッチのサーブフェデラーのリターンでこの決勝が始まっていきます。 そして準決勝は、イギリスの今大会、躍進が目立ちましたエドムンドをストレートで下して決勝進出。 36歳173日での決勝進出は全豪史上3番目の年長記録です。 フェデラーは、中1日置いてのこの決勝の舞台です。
早瀬去年のツアーファイナルそしてウィンブルドンいずれも、チリッチはファーストサービスの確率がフェデラーよりも低くなっていました。 辻野最初の3ポイントはチリッチも、すごくサービス、コースもよかったですしすごくいいリズムで入っているかなと思って見ていたんですけどもこういったスマッシュのミスを見るとやはり少し硬さがありますかね。 早瀬ファーストで崩してポイント、フェデラー。 ただ、ファーストサーブが入れば今大会は82%の確率でポイントを奪っているロジャー・フェデラー。
去年のウィンブルドンの決勝でもフェデラーが第1セット、6−3第2セット、6−1第3セット、6−4とチリッチを圧倒した形でした。 早瀬いいサーブからネットを取ってフェデラー1ポイントは失いましたがサービスゲーム、キープ。 このセカンドサーブのリターンの位置はチリッチには入れてきたフェデラー。 そのプレースメントあと球種というのも辻野さんサービスゲームでは1ポイントしか落としていないフェデラーです。 早瀬フェデラーは辻野ただ、それはフェデラーも同じことなんですが。
辻野隆三さんの解説でフェデラーとチリッチの決勝をお伝えしています。 チリッチからしますとこのリターンゲーム長い5セットマッチですが今、どういうプランで臨んでいると推測されますか?辻野リターンゲームはやはり1つは、セカンドサーブになったときに徹底してたたいていくことは考えていると思います。 本人もいいスタートを切りたいと言っていた中ですが第1セットフェデラー、どんなところが一番辻野さんには光って見えましたか。 早瀬非常に第1セットから厳しいショットがフェデラーからすると連発という形でした。
先にチリッチのほうがブレークポイントを握ったんですが。 早瀬ポイント、チリッチがリターンゲーム先行。 チリッチらしいダウンザラインでした。 セカンドサーブは2本ともチリッチこのゲームポイントにつなげています。 ブレークポイントを逃したあとのチリッチ、サービスゲームで逆にブレークポイントを許しました。
4回目のゲームポイント40−15とリードしてから追いつかれてゲームが長引いているチリッチのサービスゲーム。 辻野芝生ですと、フェデラーは今のような100%というような数字が多く出ていますけれどもそれに次ぐようなそういったぐらいの高い数字だと思います。 辻野それプラスポイント獲得率も今日、フェデラーは10分の7と非常に高いセカンドサーブ両者にとってはポイントになるところで高いパーセンテージです。 そのショットを打つタイミングも音が聞こえてくるタイミングもフェデラーとチリッチでかなり差があるように聞こえます。
辻野ブレークポイントを握られてからの3本のサービスは少しスピードを抑えて回転を意識してプレースメント重視で状況のときに、チリッチとしてはサーブアンドボレーなんかもよく使ってくるシーンがあったんですが今日は、そういう考えはチリッチの中にないんでしょうか。 第2セットの第7ゲームサービスゲームチリッチ、キープ。 左側がチリッチ右側がフェデラー。 辻野極端に違うというかベースラインの中、1mよりさらに前のところでフェデラー、60%ってこれはもう驚異的な数字です。 リターンゲームでチリッチがポイント先行。
ワイドでのサービスでのポイントがこの第2セットは増えているまたも中に高いポジションを取ってきたフェデラー。 かなりチリッチのサービスもよくはなってきている第2セット。 それからサービスゲームでもいいところが出てきているという早瀬今大会のチリッチを見ていますと辻野さんもストロークの力が上がったというふうに大会中に何度もおっしゃっていましたよね。 早瀬リターンゲームでポイント1個前に出たチリッチ。 エースの判定に対してフェデラーのサーブに対するチリッチのチャレンジです。
とにかく先手というのをイメージとして持っていると思いますからこのセットもなるべく早め早めに主導権を握っていきたい気持ちはかなりセカンドサーブのときはフェデラーの体に近いところにこのゲームは打ち込んできています。 セカンドサーブのときのチリッチの第2セットの早瀬チリッチにとっては去年のウィンブルドンの決勝フェデラーにストレートで敗れて以来のグランドスラムの決勝です。
チリッチ、この第2セット2回目のセットポイント。 3回目のセットポイントの自身のサービス。 第2セットタイブレークでチリッチ。 第2セットのまずチリッチの変化についてどんなところに一番辻野さん、お感じになりましたか。 辻野フェデラーはやっぱりブレークポイントを握ったときにセットが3本あったんですがそこで主導権を一気に握ってしまえばファーストセットの展開を考えても一気に流れがとれたんじゃないかと思うんですね。
画面左の奥のほうにはクリケット専用のかなりチリッチが辻野さん踏み込んで中で打ってくるケースが増えてきていますでしょうか。 辻野ボールが深くてそして、フェデラーのボールが浅くなっているので入ってきているということだと辻野チリッチのミスも減ってますからね。 辻野だいぶストロークでチリッチのボールが深くなることでフェデラーのスピンかかったボールが浅くなってそうするとバウンドが弾みますから、それに対して高い位置からチリッチが打てるようになっています。
そして、無理してフェデラーが決めにいくというよりあえて、チリッチにプレーさせるような。 ファーストサーブも何本か連続して入っていない時点で恐らく、フェデラーからすると少しチリッチのプレーが落ちてきていると感じているのでなので、無理するよりも相手にある程度プレーさせて甘くなったところを勝負にいこうというイメージだったと思いますね。 チケットが取れなかった人は今、大きなビジョンの前で思い思いに辻野出だしチリッチからすれば少しプレッシャーがかかります。
少しセカンドセットはフェデラーのストロークも浅くなっているようなことがあったんですが。 早瀬フェデラーサービスゲームが第3セット、充実していました。 ブレークポイントこそ許しましたがよく粘って、チリッチがサービスゲームキープにつなげました。 フェデラーは、今日勝ちますとジョコビッチやオーストラリアの名プレーヤーロイ・エマーソンに並ぶ6回目の全豪オープン優勝ということになります。 早瀬去年、チリッチ相手にウィンブルドンで勝ったときもセットを落とさずに。
辻野きっちりとチリッチはサービスゲームではサービスで押していきたいです。 フェデラーとチリッチの今年の頂点を争う戦いにファンが詰め掛けました。 辻野セカンドサーブできっちりと読んでいた方向にサービスもきましたしハードヒットできていたと早瀬ポイント2つ先行しました、チリッチ。 早瀬サービスゲームに生かしていきたいマリン・チリッチ、第6シード。 ここでダブルフォールトになりました、チリッチ。
そのフェデラーに対しての回り込んでの逆クロスでポイントを取っていったチリッチ。 サービングフォーザセットをラブゲームでキープをしてチリッチ、取り返しました。 チリッチのリターンもかなりよくなってきてそういったところも何かフェデラーにプレッシャーは与えたんでしょうか。 もちろん、チリッチのリターンもよかったですしそれに対して、フェデラーのファーストサーブの確率も落ちました。
辻野チリッチの回り込んでのフォアハンドの展開がすごくよくなっていますのでフェデラーとしてはチリッチにきっちりバックハンドで打たせることです。 早瀬過去の対戦では徹底して、チリッチのバックハンド側に集めるシーンもフェデラーはありました。 辻野この展開が、チリッチは4セット目もできていましたからなるべく、そうさせないような配球というのを考えていくとは思います。 ここのポイントではフラット系のブロックリターンで深いリターンで返しましたのでチリッチは対応が遅れました。
その前にまだサービスゲームもありますけれどもチリッチのこのあとのゲームの考え方ですね。 4セットもブレークを先にリードされて自分のサービスゲームでもう1つ、ブレークポイントを握られましたのでそこをキープしましたけれどもそういった展開は作りたくないですね。 まずチリッチこのサービスゲーム。 テンポよく、リズムよくマリン・チリッチサービスゲームキープ。 ナダルとの25回目の対戦を勝って5年ぶりにグランドスラムの頂点に立ちました。 チリッチは全豪初の頂点に向けて落とせないサービスゲーム。
早瀬自身、グランドスラムの決勝は30回目。 立て続けに3つ取ってチャンピオンシップポイント。 今年のグランドスラムもこのロジャー・フェデラーのチャンピオンで幕を開けることになりました。 20回目のグランドスラムは男子最多の優勝回数。 男子で初めて、グランドスラム優勝20回に到達しました。 ノーマン・ブルックスチャレンジカップを掲げるのもフェデラーにとってはこれが6回目。