地元では 刺身からイタリアンまで濃厚なうまみを生かした絶品料理が続々と。 僕はね 小さい頃 カニが出るよといったら ほぼワタリガニでしたね。 こちら 冬の海の宝と呼ばれるワタリガニ。 お~ いた! すぐいた!結構 緑っぽい色してるんですねワタリガニってね。 水深30メートル以上の海ですワタリガニは 春から秋沿岸の浅い海で暮らします。
今では カニといえば深い海に住むズワイガニやタラバガニの事を 思い浮かべる方も多いと思うんですけれども実は 江戸時代までは海のカニといえば この浅い海そして漁がしやすい所に住んでるワタリガニの事だったんですね。 この宇部沖といいますのはこのワタリガニの成育に適した浅くて エサが豊富な海とあと 冬眠に適した少し深い海が 両方あって日本でも有数の漁場になっています。 この特徴的な肉質なんですけれどもこのワタリガニは この後ろ足で非常に盛んに運動をして筋肉が非常に発達しているんですね。
作る人の思いも凝縮された一品です町のレストランでも 3年前ワタリガニを使った名物料理が誕生驚くのは カニの量。 まさに カニの…前菜は 1月にメニューに加わった…ワタリガニの濃厚なうまみを 爽やかな黄身酢のソースが引き立てます。 山口県では途中までカニを育ててから海に放すという種苗放流をおよそ 40年前から行っています放流するのは大きさ1センチほどの稚ガニですワタリガニの もう一つの産地有明海の干潟。 そこで ワタリガニのエサとなるアサリを増やす実験が2年前から始まりました。