ピョンチャンオリンピック ◇ジャンプ 女子ノーマルヒル(中継)

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この番組のまとめ

悲願の金メダルを目指して高梨沙羅選手日本女子ジャンプ陣の戦いが始まります。 ピョンチャンオリンピック大会3日目。 小宮山4年前を思い出す方がたくさんいらっしゃると思うんですが女子ジャンプがオリンピックの正式種目になってこれが2大会目。 この4人が、今回のピョンチャンオリンピックに挑みます。 高梨沙羅選手と同学年で幼なじみということで今大会がオリンピックの初出場。 このチームの中では最年長の24歳という4人のメンバーがピョンチャンオリンピックノーマルヒルに臨みます。

冨坂先ほど終わりましたが高梨選手、伊藤選手それから、岩渕選手勢藤選手、4人の選手が練習を行いました。 それから、もう一人伊藤選手ですが高梨選手よりも少し前に飛んで伊藤選手もK点を越える100mというジャンプを飛んでいました。 ちなみにライバルのアルトハウス選手、ドイツは高梨選手よりも上105m50を飛びましたしそれからノルウェーのルンビ選手はゲートを2段下げたにもかかわらず103m。 高梨選手に迫る距離を飛んでいましたからやはり、世界のライバルたちも状態はよさそうですね。

ただ、スキー・ジャンプの場合は風のコンディションもありますし向かい風が吹く選手もいれば追い風が吹く選手もいる。 高梨選手は金メダルを目指して女子のジャンプ。 男女合わせて4つの種目がこのオリンピックではジャンプ競技、行われますがそのうちの2つ目の種目ということになります。 女子のジャンプはノーマルヒル、1種目のみそこから飛距離1mの増減につき2ポイントの加点・減点ということになります。

解説は1998年長野オリンピック団体金メダルメンバー原田雅彦さんです。 世界ナンバーワンとしてこの4年間過ごしてきましたからぜひ、このピョンチャンオリンピックでメダルを取りたいと彼女も金メダル取りたいというふうに言っていますからねぜひ、それが実現するといいと思います。 解説伊藤有希選手がやはり、4年前に入賞を果たしたんですけどやはり、その思いをまた、彼女は4年間積み重ねてきてメダルを狙うというところまできていますよね。

どの選手にも1桁の数字を守るぐらいの風でやりたいなという運営側だと実況ウインドファクターというルールがありましてジャンプに有利な向かい風を受けますとその分、飛距離が延びますのでポイントは減点されます。 逆にジャンプに不利な追い風のときに飛んだときは厳しい条件で飛んだということでポイントプラスになるというルールがあります。

実況12番ビブのルーマニアダニエラ・ハラランビエです。 大会期間に入ってから練習のジャンプなどをご覧になって高梨のジャンプどんな状態だとご覧になっていますか?解説非常に冷静に飛んでいると思います。 解説ですので、彼女は正確なジャンプを繰り返すことによって非常に周りの選手にもプレッシャーを静かに与えていると思うんですね。 4年前、ソチオリンピックでは自分が一番延ばすための距離を出せなくて、練習中から少し悩むところがあった。

女子ジャンプっていうのは自国の選手の男子選手のまねをしてたわけです。 そのことによって、どの国も女子ジャンプのレベルが向上した。 実況高梨はライバルであるルンビ、アルトハウスという選手が出てきたことによってまだ自分にもそれを超えていくような伸びしろが感じられるようになったとそんな話を高梨もしています。 解説この選手がこれから第一人者として中国のジャンプをけん引していくんだと思います。

けがを繰り返したことによって今シーズンはワールドカップにほとんで出ることができませんでしたイラシュコシュトルツ。 実況イラシュコシュトルツがトップに立ちました。 解説女子ジャンプの場合は大体、230点ぐらいが優勝の目安だと思うんですね。 実況2回目のジャンプの合計ポイントですね。 実況1回のジャンプで115点ぐらいポイントを上げれば優勝争いになってくるだろう。

解説本当に女子選手の伸びしろっていうのが急に、ことしに入って高いテクニックを身につけると。 解説とにかく女子選手ってタイミングが、すぐに遅れてしまうのでそれをなんとか修正しようとして少し遅れてしまいましたかね。 実況勢藤もソチ大会のときにはオリンピックなんて全然、無理だと思っていましたと話していましたがピョンチャン2回目のオリンピックにようやく出場することができました。 女子のジャンパーにとって2回目もオリンピックです。

ニカ・クリジュナルが出てこのあと、エマ・クリネツ次もスロベニアでウルシャ・ボガタイです。 ということは先ほど今シーズン、ワールドカップにほとんど出ていないがために早く登場した実力者、オーストラリアのイラシュコシュトルツにとってはいい順番で飛べたということが一ついえるかもしれません。 アルトハウス選手ルンビ選手っていう選手のこの伸び。 ですけども、技術的にはやっぱり高梨、ルンビアルトハウス、伊藤有希イラシュコといったところはほとんど横一線ですから。

実況マイナス14.2ウインドファクターで大きく減点をされたのは現在3位のザイファルト。 実況ジャンプの場合には飛距離点と飛型点の合計がその選手の獲得ポイントということになりますがそこに風の強弱によるポイントのプラスマイナス。 そして、スタートゲートの高低高さによりますポイントゲートファクターのプラスマイナスというものも関わってきます。 お話があったゲートファクターというものは風が条件が悪くて飛距離が延びないというふうに判断をされればスタートゲートを上に上げて助走路の距離を長くして飛距離を出そうとします。

前回大会ソチオリンピックを制したオリンピックの初代女王です。 ただ、オリンピックを勝ってそのあと世界選手権は2大会連覇。 ゲートファクターはこの台でいいますと1mにつき7ポイントのプラスマイナスということになってゲート1段につき3.2ポイントの増減です。 解説ですから、この選手は飛べば飛ぶだけ実況毎週末に戦っていますワールドカップというのは世界各国を転戦しながら、戦います。 ただオリンピックの場合には少し長い時間このジャンプ台に適応できる時間があるということになります。

この前のヘルツルが飛んだですからゲートファクターのポイントはプラスマイナス、ここはないと。 解説現在トップのイラシュコ選手よりも現在、トップのイラシュコシュトルツ113.3ポイント。 1.4ポイント差をつけてアバクモワ、トップ。 実況追い風ですから当然、加点はもらえるんですがどのぐらいのプラスポイントになるか。 4年後、もちろんこのピョンチャンは金メダルを狙って臨みますと語ってきた高梨沙羅解説よかったですよ今のジャンプ!実況すぐに飛行姿勢が決まりました。

トップのルンビと高梨の差が大体5ポイントぐらい飛距離に換算しますと2m50cmほどということになりました1回目のジャンプです。 実況メダルのかかる2回目のジャンプがまもなくですがトップ、マーレン・ルンビ2位、カタリーナ・アルトハウス3位に日本の高梨がつけて2回目のジャンプに向かっていきます。 トップのルンビ選手とは5ポイント差ですので大体、飛距離換算するとポイントを半分にしていただくと分かりやすいんですが2m50cmくらい。

杉浦ジャンプ競技場で思われますけど先ほど、高梨選手の大ジャンプがあったときには大いに沸いて、日の丸の旗がスタンドでも揺れていました。 それから、もう一人伊藤有希選手は自分のポイントを確認したあとスタンドのファンの皆さんに大きく手を振ってそして、一礼してから控え室のほうに引き上げていったという2人の対照的な表情を見ることができました。

実況3位の高梨沙羅と4位のOARのイリーナ・アバクモワとの差が大体6ポイントくらいということは4位のアバクモワと高梨の差が距離にすると大体、3mぐらい。 これはノーマルヒルのジャンプ台の争いとしてはちょっと大きな差とまではいえないかもしれませんが少し差があるということで上位3人、どのような色のメダルになるかという争いに2回目になってきそうです。 アルペンシアスキージャンプセンター。

実況今回のオリンピックピョンチャンは風の強いところで行われていますのでこうした作業も大事になってきます。 解説また、2人飛びましたけどウインドファクターの数値が向かい風マイナスで二桁。 解説この選手、ちょっと右足のほうが先に前に出てるんですね。 解説テレマークといわれる着地の姿勢も見事に決めましたよね。 解説本当に飛べないような恐怖を感じるようなそして、試合が行われないんじゃないかっていうようなことがなかったですからよかったですよね。

解説アプローチのスピードというのはジャンプの選手にとって命ですから出れば出るだけ距離が出ますのでね。 中国の女子ジャンパーも前回大会のときにはソチオリンピック出場がありませんでしたのでこの種目初めてのオリンピックに参加した女子ジャンパーということにこの中国人としては常馨月は、なりました。 サラ・ヘンドリクソンのジャンプ。 実況それは、なぜでしょうか?解説とにかくこういった状況になれば現在、トップのルンビ選手ですとかアルトハウス選手が非常に距離を落とす可能性が高まります。

解説上半身をこれだけ残すようにアルトハウスなどは筋力トレーニングを行ってパワーというものをつけてきました。 ジャンプ飛ばないときは日々、トレーニング。 30人が進んできたこの2回目のジャンプ。 不安定なジャンプになってしまいました。 初めてのオリンピック2回目のジャンプになります。 どんなジャンプを勢藤には期待しますか?解説悔いのないジャンプをしてほしいですよね。 成長を見せてこのピョンチャンの舞台にたどりつきました勢藤優花、ここまでの3位です。

解説腰の出ていく位置っていうのは女子選手も鋭くなったんですけどキアラ・ヘルツルオーストリアです。 プラスのポイントということは難しいドイツのラモーナ・シュトラウプ高いところを飛んできてK点オーバーのジャンプです。 実況最後のテレマークもかなり怪しいんですがとにかく遠くに飛ぼうというそんな意気込みの見えるジャンプでした。 2本、ビッグジャンプをそろえてきたニカ・クリジュナル。 解説その中でこれだけのジャンプ大変、見事です。

実況3位の高梨とは1回目を終えて11ポイントほど大きな差がありましたのでメダルを狙うというところではビッグジャンプが必要だったダニエラ・イラシュコシュトルツ。 実況笑顔が見えました!高梨!ジャンプ出ましたよ!実況大きなプレッシャーに潰されるようになったあのソチ大会とは違う4年間の成長を解説非常に流れがよかったですよね。 大きなプレッシャーのかかった2回目のジャンプ!文句なくトップに立ちましたルンビ金メダル!マーレン・ルンビ、金メダル!ドイツのアルトハウスが銀メダル。

初めてオリンピックの2回のジャンプが終わりました。 ジャンプが終わったあとの笑顔と、ありがとうということばが印象的でしたけどもどんな思いでそのことばを発したんですか?もう本当にここに来るまでにたくさんの人にお世話になってここに来たので…。 初めてのオリンピックで12位。 解説そうですよ!まだまだね、ジャンプ人生続きますのでねこれを自信に彼女もメダルを狙うぐらいまでの選手に成長してほしいですよね。 どの選手も困難でしたけどそれを乗り越えてねオリンピックの舞台で飛べたっていうことは本当に財産ですよね。

往々にして総合ランキングトップの選手が勝てないというようなことがあるのがこのジャンプなんですが見事に、その力を見せましたね。 いやー、それが結果としてならないのもジャンプ競技でありオリンピックなんですね。 目標にしていた金メダルには届かなかったんですけれども最後の最後に、こん身のここにきて一番いいジャンプが飛べましたし何より日本のチームのみんなが下で待っててくれたのがすごくうれしくて…。

改めて、どうでしょう?4年前はオリンピックに出れると思っていなかったので今回、このように出れたのはすごいよかったので諦めないで頑張ってよかったなとこれからにも、つながるジャンプになったでしょうか?すごい4年間の経験を生かせた今回の試合だと思うのでまた、次のオリンピックに出れるようにあしたからのトレーニング頑張りたいなと思います。

上村皆さん、モーグル男子日本初、メダル取りました!すごくうれしいです!長野の里谷さんのメダルソルトレークの金メダルそのあと、なかなか、私も含めて取れなかったんですけどもう原大智君、やりました!おめでとう!ありがとうございます!小宮山上村さんもおめでとうございますとこちらも言いたくなりますけども。