お客様から梅にウグイスなんというご注文を頂いたと致しますと短い時間で梅の小枝ウグイス 鳴いているところ…。 長~い時間はかけないように梅にウグイス。 今度は お客様のご注文で形は出来上がっていきます。 いろいろなねご注文を頂くんですが私 一番得意なのが犬なんです。 犬という ご注文でね今度は お客様のご注文。 この間 変なお客様がいまして「何か ご注文ありますか?」って聞きましたら「とりあえず ビール」って言われましたよ。 これは どうぞご注文頂いたお客様今日のお土産に差し上げますから。
私も 鈴々舎馬風という師匠に入門致しましたけれどもよく聞かれるんですね「噺家さんって何か修業が厳しいんでしょう?」とか「すぐ破門になっちゃうんでしょ」とか言われるんですけれども皆様が思ってるよりは緩いですね。 弟子は ガチガチに緊張してますから頭が真っ白になってなぜか この師匠のいる方のパワーウインドーを閉めてしまったらしいですね。 我々同様と申しますかね師匠に弟子入りをするというご商売でお相撲さんというのがございますね。
親方衆ご贔屓衆のお情けに対して申し訳立たんとわしは この日は正攻法猫だましから攻める事にしました」。 相手が うっとひるんだところで 後ろに回り込み後ろから まわしをグイッとつかみグイグイグイグイグイッと土俵際まで追い込んでやりました」。 後ろから まわしをつかんでグイグイ グイグイと土俵際。 この日の相手というのが雲つくような大男 横幅もわしの倍はあろうかという巨漢が出てまいりまして…」。 まあ 何とも礼儀知らずな力士が出てまいりまして」。 「何とも礼儀知らずな力士?どんな野郎が出てきた?」。
相手力士がまわしに挟んでおりましたスマートフォンが ピリリと鳴りましてわしは 立ち合いのさなかにスマートフォンを鳴らすとは何事だとそばにあったビール瓶で…」。 「わ~! ちょ…!おかしい おかしい おかしい!何でビール瓶とか カラオケのリモコンが土俵にあるんだ!その時点でおかしい!大体 そういうものでな他人に対して攻撃を加えてはいけないよお前! 何 考えてんだ!」。 「わしは翌日 師匠を伴って相手力士の部屋に伺ったんでございますが一足遅く親方と一緒に車で出かけた後で」。 相手力士の耳に口を持っていきます。
今日のゲストの方なんですがもう大尊敬を申し上げてますし子どもの時分からもよく知ってる方で久しぶりです。 一度もないんですか?芸能界というのは遠すぎて何か この辺が モゴモゴ…分かってるようで「何でですか?」って言いながらも答えは分かってるでしょ。 そしたら ちょうど 私の兄が早稲田大学の生徒だった。 あの真ん中 公衆便所があるからそこから出てきてジッパー上げながら 口笛でも吹いて去ってけ。 ハハハッ 初役が ジッパー上げて去っていく…。 石原裕次郎さんの「男の横丁」なんていう…ご存じないでしょうけどね。