超入門!落語 THE MOVIE「ふだんの袴」「堪忍袋」

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この番組のまとめ

支配人は でも今日お休みだからさ…。 おめえじゃ 埒明かねえから支配人呼んでこいって言ってんだよ。 いいから 早く 支配人出せ。 いやいや… 無理無理…あれは 絶対無理!濱田さん 支配人のふりしてもらえませんか?何言ってんの?そんなん できる訳ないじゃん。 江戸時代 身分の高い侍に憧れた人も多かったようですがお前が支配人か?いや… あの…支配人じゃないかもしれないです。

掃除が行き届いてますからすっと息が通るってえと火皿ん中の火玉が ぽ~んと表へ躍り出て 袴の上へ コロコロ。 これを傍らで見ておりましたのが我々同様と申しますかもうちょいとばかり日当たりの悪いとこで育った頭をパカッと外すと 中の配線がプツン プツン プツン プツン プツン プツン。 『あの野郎 今でこそ職人に身をやつしてるけどことによるとお武家様の出じゃねえか』とか俺の事 見上げるかもしんねえなみんななあ。 どうしようかな?誰かの借りて燃やそうかな?あ~ そうだ! 大家がよくね自身番とか行く時 つけてんだ。

う~ん 何かねえかな? 着る物…あっ 印半纏でいいや!これで いいやな。 「ヘヘッ。 寄れい 寄れい!てい 寄れい この野郎!無礼討ちにするぞ てい!てやっ! たあ! たっ!あっ ここだ ここだ。 「旦那 何か 表でイカみたいな格好した人が「ありがとう 本当に。 何で お前に許してもらわなきゃいけねえ馬鹿野郎! 小僧 この野郎!そうじゃねえんだよ。 「座布団」。 「座布団? 驚いたね。 座布団 持っといで 定。 座布団だ。 やる事やって脅かしてやろうな ヘヘッ。 ヘヘヘッ…たばこが切れてる。

キリキリ キリキリ~!宙天高く舞い上がるとやっこさんの これに落っこって「あっ 熱っ 熱っ…うっほほほ… いい鶴だ!」。 明治時代に作られた古典落語。 ずん 飯尾と 安達祐実演じる夫婦の表情にも ご注目よく「夫婦喧嘩は犬も食わない」なんてえ事をいいますがお金持ちになった人があったってんだ。 嫌な事や面白くない事があったらうちに帰ってその袋が堪忍袋とすりゃ 口にちょっと長めの紐をつけといてそれが堪忍袋の緒だ。 あたしが言う事 聞くもんだから物置の裏 行きゃ 何でもできると思いやがって この物置野郎!」。

「何だい 私は所帯がかわいいから心配をしてるんだろ 畜生!それも知らずに…勝手な事ばかり言いやがって!馬鹿~! すけべ野郎!物置野郎!」。 「こら! うちの かかあの馬鹿野郎! 畜生!亭主が仕事に出るってえのに弁当も こしらえねえでグーグー 寝てやがって! ああ!そうしちゃ 芝居ばかり見て『あたしは菊五郎が好きだ』。 向こうじゃ何とも思ってねえんだよ馬鹿野郎! この野郎!亭主をなないがしろにするってえとうう… うち置かねえぞ!馬鹿~!」。