週刊 ニュース深読み「首脳会談は突然に… どうなる?“非核化”への道」

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この番組のまとめ

まずは、ピョンチャンパラリンピック。 今回、村岡選手はメダルの期待を背負ってピョンチャン大会に臨みました。 今は企業で障害者スポーツなどの支援に取り組んで村岡選手が高校3年生のときでした。 スキーノルディック複合の渡部暁斗選手らを輩出した名門の倉田さんの後押しもあり村岡選手は早稲田大学に入学。 そして村岡選手に続き金メダリストがまた1人、誕生しました。 あすは村岡選手が5種目目に挑戦する、5期目のメダル獲得なるか。 月曜日、麻生副総理兼財務大臣は財務省の決裁文書に書き換えがあったことを認め、陳謝しました。

麻生大臣は安倍総理大臣の発言を受けて財務省が総理大臣を守ろうとした可能性を問われ、こう否定しました。 今週、トランプ大統領は最重要閣僚の1人、ティラーソン国務長官の解任を発表しました。 この発言の直後、トランプ大統領は米朝首脳会談の提案に応じる判断を下しました。 安倍総理大臣は来月初旬にも日米首脳会談を行うことにしています。 一方のトランプ大統領も…いがみあっていた2人が突然会おうと言い始めたのは一体どうして?”非核化”を目指すって言うけれどきょうも視聴者の皆さんからのメールやツイート、お待ちしています。

また北朝鮮のお話で終わると思いませんでした。 片や、北朝鮮。 ムン・ジェイン大統領ですね。 韓国の大統領ってのは、主に2つのタイプに分かれます。 記憶に新しい、ピョンチャンオリンピックですね。 ピョンチャンオリンピック、一緒に行進しようよ、一緒にアイスホッケーしようよ。 オリンピックが終わったあと、今度はお返しにと、韓国の特使さんが北朝鮮に行って、キム・ジョンウン委員長に会いました。

実は休憩しましょって話をつけたのは、北朝鮮軍と国連軍なんです。 そもそも北朝鮮、核兵器開発してるんじゃないの疑惑っていうのは、1990年代入ってすぐぐらいからあったんですね。 実はこのとき、アメリカと北朝鮮、戦争寸前、ぶつかる寸前までいって、なんとかのところでとどまったんです。 北朝鮮が核を放棄しないかぎり、もう交渉に応じません、話し合いもしませんからねというスタンスであるんですね。

独裁者なわけですから、たぶん本人は、自分の政権が30年、40年、まだ続くと思ってるわけですから、国内の権力を固めて、それで核兵器もほぼ完成に近い状況にきているわけですから、次何をするかといったら、自分の政権が長く続くことを考えるだろうと普通思うんですね。 北朝鮮は、まだそんなに効いてないけど、本当に効いてから交渉に入ったら、足元見られるじゃないですか。 だからまだ少し余裕がある間に、交渉に入って、その経済制裁の包囲網というのを破らなきゃいけない。 北朝鮮の並進路線。

例えば、お金をアメリカが払ってくれたら、ミサイル開発やめてもいいですよと、それの交渉をやりましょうとか言って。 一方のアメリカ、トランプさんは、まず非核化ということをやってからだろうと。 ですから、まだ交渉がこれからなんですけども、一番交渉をやって、僕が難しいなと思うのが、この出口論、入り口論をどこで結び付けることができるのか、われたとして、もし決裂してしまったら、軍事的な行動みたいなものも、ゼロではまだないですよね。

アメリカの国務省とか、国防総省とか軍とか、こういう人たちは伝統的に普通に考えているので、そういう人たちとトランプ大統領のせめぎ合いもあるんですね。

一応、勉強は側近の言うこと聞いて、ブリーフィングを聞いてやりますけど、トランプ大統領は、一般的にいわれてる話なんで分からないんですが、あんまり本を見たくないのと。 でも例えば、あまりネガティブなことばっかり言ってもなんですが、レーガン大統領がゴルバチョフ大統領とソ連と、コミュニケーション能力が高いと、到底思えないですよね、トランプさん。 一つだけトランプさん擁護すると、これだけ北朝鮮、北朝鮮って、アメリカの大統領いないんですよ。

もともと核・ミサイルを発展して強くなりたいという意思はあったでしょうけれども、最大の流派、冷戦構造のときは、北朝鮮は一応、中国と旧ソ連から守ってくれてたわけですね、軍事同盟があって。 ところが冷戦が崩壊して、韓国は中国やソ連と国交を結ぶけれども、北朝鮮は日本やアメリカと国交はないっていう状況になって、しかも軍事同盟がほとんど意味を成さなくなってくるから、守ってくれる人が誰もいない。