超入門!落語 THE MOVIE選「ふだんの袴」「堪忍袋」

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この番組のまとめ

ふだんは聞いて楽しむ落語の演目を噺に合わせてあえて映像化致しました。 聞き手の想像力で無限に広がる落語の世界「物置野郎って言うな お前」。 おめえじゃ 埒明かねえから支配人呼んでこいって言ってんだよ。 いろんな商売がございまして道具屋さんという これもピンからキリまでございましてピンのごく上等な 書画骨董類。 こういうものを扱う道具屋さんの店先に一人のお侍さん。

これを傍らで見ておりましたのが我々同様と申しますかもうちょいとばかり日当たりの悪いとこで育った頭をパカッと外すと 中の配線がプツン プツン プツン プツン プツン プツン。 『あの野郎 今でこそ職人に身をやつしてるけどことによるとお武家様の出じゃねえか』とか俺の事 見上げるかもしんねえなみんななあ。 どうしようかな?誰かの借りて燃やそうかな?あ~ そうだ! 大家がよくね自身番とか行く時 つけてんだ。 「大丈夫だ 心配いらねえよ焦がしたりしねえからよ」。

う~ん 何かねえかな? 着る物…あっ 印半纏でいいや!これで いいやな。 「ヘヘッ。 寄れい 寄れい!てい 寄れい この野郎!無礼討ちにするぞ てい!てやっ! たあ! たっ!あっ ここだ ここだ。 何で お前に許してもらわなきゃいけねえ馬鹿野郎! 小僧 この野郎!そうじゃねえんだよ。 「座布団」。 「座布団? 驚いたね。 座布団 持っといで 定。 座布団だ。 「ヘヘヘッ どうだ?驚いてやんな この野郎。 やる事やって脅かしてやろうな ヘヘッ。 ヘヘヘッ…たばこが切れてる。 ヘヘッ。

キリキリ キリキリ~!宙天高く舞い上がるとやっこさんの これに落っこって「あっ 熱っ 熱っ…うっほほほ… いい鶴だ!」。 明治時代に作られた古典落語。 「堪忍袋の緒が切れる」。 ずん 飯尾と 安達祐実演じる夫婦の表情にも ご注目よく「夫婦喧嘩は犬も食わない」なんてえ事をいいますがお金持ちになった人があったってんだ。 嫌な事や面白くない事があったらうちに帰って大きな甕ん中に つまんない事面白くない事を どなり込んであとは 蓋をして 人と会う時はニコニコ ニコニコ笑ってたってんだ。

あたしが言う事 聞くもんだから物置の裏 行きゃ 何でもできると思いやがって この物置野郎!」。 「うるせえな もう!物置野郎って言うな お前。 こら! くそったれかかあ!こん畜生! ああ?今日は 鈴木の旦那がああやって仲裁してくれたから俺は辛抱したんだよ。 「何だい 私は所帯がかわいいから心配をしてるんだろ 畜生!それも知らずに…勝手な事ばかり言いやがって!馬鹿~! すけべ野郎!物置野郎!」。 「こら! うちの かかあの馬鹿野郎! 畜生!亭主をなないがしろにするってえとうう… うち置かねえぞ!馬鹿~!」。