♪~「自分たちの校歌を作ってほしい」長崎県の奈留島に住む女子高校生からの願いに応えて生まれました島以外のところにねみんな こう バラバラに出ていくというような事も聞いたのでその出ていった人が何か ちょっと歌えるような歌がいいんじゃないかと。 今日は長崎県五島列島にある奈留島で40年以上にわたって歌い継がれている「瞳を閉じて」という歌 そしてこの歌を胸に島を旅立っていった若者たちの思いを見つめてまいります。
長崎県立奈留高校。 2年前 分校の校歌が欲しいと深夜放送で訴えたのは一人の女生徒でした。 藤原さんの家は 浜辺の小学校の分校の前にありました。 そういう事で 深夜放送なんかで出したという気持ちはですね僕は やっぱり大事にしていかんばいかんじゃないかなという気がすってすね。 やはり 校歌っていうのは学校の儀式に使われたりそして 応援とかですねうちの… 即したような感じで今日も生徒が出てった訳ですね 船から。 藤原あつみさんの分校時代の仲間たちです。
「東京 終点です。 4月8日 奈留高校では 校歌を歌わない入学式がありました。 フォークのように歌うんではなくてちゃんと 自分たちのグルーブでシンコペーションとか きかせながら自分たちの自由に歌って下さってたんですごく うれしかったです。 松任谷さんは校歌を作ってほしいという手紙を送った藤原あつみさんや丘の上で歌を歌っていた平山和彦さんたちとついに出会う事になりました。 東京に出てきた事を今 どういうふうに思ってます?自分に合ってるっていうのは?そうですね 田舎もいいんですけどあんまり 何て言うのかな…。
江口さん 島を出ていった同級生からの手紙とか来ます?5月中旬 平山さんたち島に残った同級生たちは愛唱歌「瞳を閉じて」が教科書に載った事を知りそれを記念して母校に歌の記念碑を贈ろうという計画を立てました。 そして 8月の除幕式には是非 出席してほしいという手紙をユーミンに書き送りました。 同級生たちのもとには奈留島から送られてきた同窓会と記念碑についての便りが届いていました。 そして 除幕式にはユーミンが来る事を知らせるために平山さんたち同級生は侭田さんを出迎えました。
平山君と握手したら すごく平山君の感動が伝わってきて何か 本当目頭が熱くなっちゃった。 そのあとに続く彼らの人生の始まりというか歌が 何か 人を変えたりさあ この番組から 更に27年後松任谷さんは再び 奈留島を訪ねます。 その時 「瞳を閉じて」は島の人たちにとって奈留島から一通のメールが届きました。 「創立50周年を迎える奈留高校の記念式典へ来て一緒に歌ってほしい」。 奈留島の魅力が詰まったこの歌が大好きです。 奈留高校創立50周年の記念式典。 初めての奈留島訪問から 27年後2度目の島の人たちとの再会。