第90回選抜高校野球大会 第9日

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この番組のまとめ

第1試合は大阪桐蔭高校連覇を目指して初出場の明秀日立に5対1で勝ちました。 そして、第4試合には滋賀の近江と一塁側に1969年の春センバツ優勝の三重高校。 まず乙訓高校、三塁側の2回戦の成績をご覧いただいております。 おかやま山陽高校に6回ビッグイニングを作って7対2で甲子園初出場初勝利を挙げたゲームハイライトで振り返ります。 乙訓は春夏を通じて甲子園初勝利です。 ワンアウト、ランナー、二塁でバッターは2番の浦口キャプテンの定本投手が完封しましたが4人の投手力。

スタメン、ベンチいずれもこちらは新3年生という京都・乙訓高校率いるのは、こちらも若い35歳の市川靖久監督です。 実況市川監督も落ち着きということばも初戦が終わったあとの取材の中でも何度も繰り返していました。 解説見てますと非常にピッチャープレートの一塁側から、踏み出す足がかなり右バッター寄りにインステップしてきますね。 解説アウトコースのストレート、スライダー、これが実況空振りの三振。 まさに乙訓高校の市川監督は右バッターがいかに踏み込んで打てるか。

解説こういうアンダースローサイドスローのピッチャーはどうしてもいろんな変化両サイド、攻めてきますからセンター中心に打ちたいですね。 三重高校、ピッチャーの福田。 実況ツーアウトからチャンスを作った乙訓高校甲子園初出場。 乙訓高校の先発ピッチャーは左投げスリークオーターの富山。 三重高校は俊足ぞろいで非常にゴロの速い打球がランナーに出ると確実に走ってきますから。 解説左ピッチャーに対してどういうスタートが実況一塁ランナーの浦口がベンチをちらっと見ました。

解説変化球が曲がりきらなかった。 ここまでは感じますか?解説各打者しっかりとボールはよく見えてるなという感じはします。 ツーアウトランナーがありません。 実況初戦タイムリーを打っています、富山。 解説・川原崎哲也さんとお伝えしています。 実況1回、先制に成功した三重高校。 解説立ち上がり少しコントロールが狙ったとおりにいってなかったですけどこのイニングなんかはだいぶ、キャッチャーの構えたとおりにいくようになりましたね。 ツーアウトランナーがありません。

場合によっては三重高校も当然、継投を考えていると思うんでね。 実況内野安打。 初戦は、ノーアウトランナー、一塁でいきなりエンドランというシーンもありました。 クロスプレー!同点!そしてさらに二塁ランナーも三塁に進む!実況三塁ランナー。 実況しかし、本当に三重高校乙訓高校走塁で、チャンスを広げて得点に結びつけています。 実況先ほど内野安打の浦口。 実況このあとは3番、4番と左が続く三重高校の打線。

解説とにかくバッターにスリーボールにしたくありませんからツーボール、ツーストライクのうちに勝負ですよね。 俊足のランナーではありますけど実況継投も視野に入っている乙訓高校。 三重高校が一つポイントにおいていたのは左バッターは外に逃げていくボールの見極め。 解説逆に乙訓バッテリーは外にいく低めの変化球を振らせたいですね。 ここで三塁側の投球練習場からこのタイミングで代えます。 このタイミングで初戦、好リリーフをした川畑がマウンドに上がります。

実況一方の三重高校からするとストレートを狙っていきたいという話をしていました。 グラウンドの主力と同じようにスタンドの部員は「スダンドの主力」としてチームに貢献したいと思っているからです。 勝ち越したあとの守り乙訓高校の攻撃を三者凡退に抑えました。 それでは攻撃に移る三重高校のアイボリーホワイトになりました。 2人目のピッチャー・川畑が乙訓高校は先ほどのイニングピンチの場面からマウンドに上がっています。

解説先ほどちょっと言いましたけどサイドスローのピッチャーが一塁側を踏むって本来でしたらサイドスローのピッチャーっていうのはホームベースを広く使うっていう意味では三塁側を踏んだほうがより効果があると思うんですね。 特に右バッターに対しての外の変化が大きく使えますからアンダースローとかサイドスローのピッチャーは本当は三塁側のほうがより使えるんですけれども彼の場合は、相当インステップしますからそういった自分の特徴も踏まえて一塁側を踏んでるんだと思います。

実況4回、5回と三者凡退に打ちとった三重高校の攻撃。 解説三重高校の各打者も川畑君がストレートの確率が非常に高いというのは当然、分かっているでしょうからストレートに振り負けずに打てるかどうかですね。 三重高校としては一つランナーを出せばということがあるでしょうからね。 初出場の乙訓高校と三重高校。 前半戦が終わって5回までが終わって2対1、三重高校リード。 実況あのストレートをとらえるというのはポイントはどんなところになってくるんですか?実況三重高校とすると低く強いゴロを打つ練習は日頃からしてきています。

ノーアウト、ランナー、一塁。 ワンアウトランナー、二塁になって8番の伊佐です。 ツーアウト、ランナー、一塁。 今のプレーは川原崎さんどんなふうにご覧になりますか?解説茨木君、気持ちは分かりますが今のは一番、スタート我慢しないといけない場面ですね。 実況ツーアウト、ランナーまだ一塁にいます。 7回の表ノーアウトのランナーを三重高校のリード1点は変わりません。 実況フォアボール!川畑から初めてのランナーを出しました。 ノーアウトのランナー。

福田投手を打っていくポイントはどんなところでしょうか?解説この1番からの攻撃で攻め方は、前半から変わらずアウトコース中心の配球に対してそれをしっかりと踏み込んでセンターから右バッターは右。 実況先ほどダブルプレーでいい守備を見せた大上、大西と回るこの回の打順です。 解説ただ、ここまでの打席大上君が、一番タイミングが合ってないんですよね右バッターの中では。 実況バッターの意識としてはアウトコースでいいわけですか。 実況先ほどアウトコース寄りのボールを大上はとらえました。

解説今、初めて思い切ってインコース攻めましたけど今の宮田君の振りからするとアウトコースの変化球を投げたいところですね。 実況その変化球、振らせた!空振りの三振!ツーアウトランナー、二塁、三塁。 ワンアウトランナー、二塁、三塁という追加点ほしいでしょうね。 実況そして川畑は先ほどから変化球を多めに使うようになってきました。 初出場で初めてのベスト8へ京都・乙訓高校1点を追いかけて9回の表。 福田の投球自体は変化はないですか?解説変化ないですね。

本当に1回戦に続きこの試合も彼が最後まで三重を追い詰めるピッチングをしたんですけれども三重の福田君が、それを上回ったそういう投球をしましたね。 実況4人のピッチャーがいて継投が基本的な戦い的な三重なんですけれども初戦の定本投手の完封に続いて福田投手が今度は完投。 解説1点差ですからランナー1人、出ればピンチにそういうことになるんですけどピンチの場面でも本当に落ち着いて三重のバッテリーは自分たちのできるピッチングをしっかり、やったと思います。

そして、そのあと接戦に持ち込んだのは川畑投手のピッチングでしたよね。 そして、決勝点はホームランでしたけどもあのホームランは投手の夢の記録、完全試合は春・夏を通じて2回だけ。 史上初の完全試合は松本稔投手。 第50回大会前橋高校のエースとして出場した松本投手は、1回戦で滋賀の比叡山と対戦しました。 松本投手はのちに母校の監督としてもセンバツ出場を果たしています。 中野投手は、前年の春から3大会連続の甲子園出場。

きょうは3回戦4試合が行われている甲子園球場です。 彦根東増居投手、9回までノーヒットの好投でしたが延長10回、サヨナラで敗れて花巻東が勝っています。 ベスト8進出に向けて最後の1試合このあと4時10分試合開始予定です。 3回、1点を勝ち越されてランナーを一塁に背負ってピッチャーが2年生の奥川に交代。 大阪ガスでピッチャーそして監督として活躍をされました長野哲也さんに解説をお願いしていきます。

実況星稜、先発3年生、キャプテンの竹谷です。 実況ワンアウト、一、二塁で4番の北村を迎えます。 解説やはりアウトカウントが少ないときでしたからなかなか引っ張らせたくないということでね。 解説そこでタイミングよくそれをミートしてる感じですね。 実況スライダー、あるいは小さく曲がるカットボールが竹谷の武器。 実況ツーアウト二塁、三塁で2回戦3安打を打っている有馬です。

解説竹谷君とすると最少失点で切り抜けれましたんで。 実況初戦は3番でした平野が1番バッター。 解説星稜高校も1番の平野君。 実況ランナー、二塁のチャンス。 実況ランナーを進めてバッター4番の竹谷。 解説監督さんとすると左バッターにはチェンジアップのような落ちるボールがないよねということですから。 実況2番、4番、5番と左バッターを中軸に並べてきた星稜です。 解説バッターとするとボールと思って見逃したんでしょうけどね。 解説インコースに投げたボールとアウトコースに投げてるボールもボールに投げてますよね。

実況ツーアウト。 実況ツーアウト、一塁。 実況アウトコースでストライクをとりました。 実況ランナー、三塁へ。 実況先制タイムリーの北村。 解説いい流れですけどあれ以上、甘くなるとうまく持っていかれますので北村君はインコースもそんなにうまくないのでインコースはボールでもいいと思いますね。 実況投球が早くも50球。 実況ツーアウトからチャンスを作りました2回表の近江。 実況第1打席タイムリーの瀬川を迎えています。 実況ベンチ入りのメンバーをご紹介します。 解説チェンジアップですよね。

近江対星稜の勝者があすの第4試合です。 あす準々決勝1日休養日をはさんで準決勝、決勝大会もいよいよ終盤に入っていく甲子園。 実況ワンアウトです。 ワンアウト、一塁です。 実況ワンアウト、一塁。 解説スコアリングポジションにランナーを置いた状態で何回解説前にしっかり出てきて一つでも少ないバウンドで近江と星稜。 一方、琵琶湖の青をイメージしたこちらの近江のユニフォームです。 右から近江高校それから彦根東高校合同で出したんです。 こうなると近江高校が頑張るしかないですよね。 同じ彦根市にあります、近江高校。

解説中尾君は解説竹谷君のフィールディングいいですね。 なんとか、星稜高校野球部の力になりたいという思いからです。 この回の先頭バッター2番の鯰田選手のアナウンスお願いします。 解説やはり左バッターベース近くに立ってアウトコースのボール、ストライクを3番の河井、初球はバントの構え。 解説左バッターとするとこういうチャンスになかなかストレートの甘いボールはこないと思っていたほうが実況竹谷もベース寄りピッチャー寄りに構えています。

先ほどのイニングチャンスを潰してしまいましたけどね。 実況ツーアウトランナーありません。 解説先ほどの回もそうですけどスコアリングポジションにランナーを置いて攻撃したいというところだと思いますね。 実況佐々井のバントは際どいところを狙っていきました。 解説三塁にとらせてセカンドランナーをちゃんと三塁に送りたいと。 実況佐々井としては、ここでランナーを進めたいところですけども。 実況同点のチャンスで1番の平野。 解説内野手が前にきてる分低い当たりで強く打っていくと抜けていきますのでね。

社会人の大阪ガスでピッチャー、監督として活躍されました長野哲也さんの解説でお伝えをしています。 解説これから、どちらかがピンチになったときにどのタイミングで継投が行われるか、一番初めマウンドに上がったときにそのピッチャーをしっかり攻撃できるかどうか実況試合前に長野さんは両チームの野手に話を聞きましたが継投のタイミングはなんとなく分かると両チームの選手とも話していましたからね。

解説ここはピッチャー林君ですね。 実況ランナーをアウトにしました。 これでランナーが入れ代わってピッチャーがランナーになりましたので次の回に影響が出てくるかもしれませんね。 実況先ほど星稜はスリーバントでランナーを進めてきました。 実況奥川が投球練習を行っています。 近江のほうはストレートにかなり絞って打ってきますのでタイミングが合ってくると痛打される可能性が難しい場面での交代になりましたね。 ワンアウト、三塁。 実況奥川と山瀬は小学校時代からのバッテリー。

実況木村がバントができなかったところでヒッティングに切り替えてタイムリーに。 近江高校のセカンド・中尾君手当てをいたしておりますからしばらくお待ちくださいませ。 近江高校選手の交代をお知らせいたします。 実況守りのタイムをとります近江。 解説星稜も今までチャンスがあってなかなか、この場面で打ててなかったですからここはしっかりとミート強く打ちたいですね。 実況1点返した!2人目もかえってくる!セーフ!3対2!3連打!星稜、2点を返しました。 実況奥川の2点タイムリーヒット。

実況平野はきょうヒットはありませんが解説このバッターでなんとか同点までもっていっておきたいですよね。 そして、星稜は奥川がマウンドに上がっています。 奥川のタイムリーもあって3対3、同点に追いついた星稜。 解説横のコントロールがいいんですよねインサイド、アウトコース。 解説有馬君が当たっていますのでね。 私自身は星稜高校出身ではないのですが、星稜高校をずっと応援していたので校歌を覚えてしまいました。 解説そういう意味ではいい精神状態、感情でマウンドに立てましたね。