摩藩の藩主島津斉彬役の渡辺 謙さん。 という訳で今夜は 本邦初公開!お二人の話と共に大河ドラマ「西郷どん」の知られざる舞台裏に迫ります。 摩の貧しい下級藩士の家に生まれた吉之助は愛にあふれ 困った人を放っておけない一本気な男。 そんな吉之助を大きな人物へと成長させたのはこの君主との出会いでした。 斉彬は 吉之助のまっすぐな心に惚れ込み2人は 制作の舞台裏でも俳優の先輩 後輩としてその絆を深めていきました。 撮影されたのは 吉之助と主君 斉彬が初めて対峙するぬきんでた体格と気迫で勝ち上がっていく吉之助。
どういう距離感 どういう関係性を西郷と築けるかっていうのはやっぱ この作品の肝だ… まあ僕の役の肝だっていうふうに思ってたので 簡単には褒めないし近くには寄せないよって。 そして2人は それぞれの場面で試行錯誤を重ねる日々を続けました。 最初は 母親を背負ってるつもりだったんですけどだんだん 自分の子どもを背負ってるような感覚…不思議な感覚にもなってきて。 一方 30年前渡辺さんが「大河ドラマ」で主役を演じたのは 鈴木さんより更に若い 28歳の時でした。
いったらいけもはんど 殿!この日 撮影されたのは 吉之助が犯人さがしに動き出す場面。 斉彬の食事に毒が盛られていないかを調べるために魚の切り身を持ち出す場面。 では もう一度…更に その直後に行われた斉彬が吉之助を平手で殴るシーン。 本番に力加減されるのが一番嫌なので思いっきり来てほしいので「全然大丈夫です」って。 「全然大丈夫です」って言ってましたけど今だから言いますけどかなり来てます。 敵となる井伊直弼に摩藩の力を見せつけようと2人が語る場面です。 よ~い はい!吉之助が進言します。