これでわかった!世界のいま ▽貿易戦争に勝者なし?米中対立に世界が懸念

戻る
【スポンサーリンク】
18:08:16▶

この番組のまとめ

アサド政権の後ろ盾、ロシアのプーチン大統領も今回のシリアヘの軍事攻撃。 どういうことなのか詳しくは明確に伝えるために軍事攻撃に踏み切ったとトランプ政権は説明しています。 トランプ大統領は1年前の去年4月にも同じ理由で軍事攻撃を実施しましたがそれ以降もシリアではたびたび化学兵器が使用されてきました。 トランプ大統領は当初から軍事攻撃の可能性を強く示唆しツイッターには準備しろ。 トランプ政権はアサド政権が化学兵器を使用した明確な証拠があると強調しています。

関税がかかる分、輸入されたシャツの価格競争力が弱くなるということで関税を引き上げれば相手国の製品の競争力を奪い自国の市場から輸入品を締め出すことができるわけなんです。 先月8日、トランプ大統領は鉄鋼とアルミニウムに高い関税をかける輸入制限措置を発表しました。 もう1つの壁、およそ1300品目に5兆円分の中国からの輸入品に25%の関税を課すとしています。 この制裁措置、5兆円分の25%ですから計算すると1兆2500億円の関税を中国製品に課すことになります。

市場経済のルールを軽視していて国家主導で経済を成長させてきた特にアメリカが問題視しているのは中国による知的財産の侵害です。 さらにアメリカでは中国による偽造品とか特許を盗み取る被害が報告されているほか中国に進出するアメリカのハイテク企業に対し中国との間で対話による解決を目指してきましたがそれは中国の今後の経済成長の芽となりうるハイテク分野を潰すことです。 制裁の対象となっている品目からは中国に経済的な覇権を握られるのを恐れるトランプ大統領の胸の内をうかがうことができます。

中国は巨大市場アメリカへの輸出を増やすことで経済成長をこれまで遂げてきました。 さらに言いますと世界の企業にとって中国はものを生産しアメリカのみならず世界に輸出する拠点となっています。 しかしこのようにアメリカに輸出しづらくなると外国企業にとって中国に工場を構える、生産する魅力が減ることになります。 中国はこれまで外国企業の投資マネーにより成長してきた過去にもたびたび起きています。