平尾受刑者は今、どこにいるのか?何のために逃げたのか?逃走劇に迫ります。 今回のこの塀のない刑務所からの逃走劇ですけれども、どうご覧になっていますか。 平尾龍磨受刑者は、今月8日、愛媛県今治市にあります、松山刑務所大井造船作業場から逃走しました。 平尾受刑者の犯行の疑いのある窃盗事件は、逃走から5日後の今月13日以降、確認されておらず、その後、足取りは途絶えています。 平尾受刑者が服役していた刑務所は、開放的施設と呼ばれる再犯防止の切り札として注目されてきた刑務所です。
どんなふうに?塀のある一般の刑務所だったら、なんとなく理解できるんですけど、開放的処遇を基本にした刑務所で、あそこで働く人って、選ばれてるわけですよね。 近隣の大西町の皆さん、住民の皆さんから理解を得て、それで初めて成り立つのが、それはそれ以上、開放処遇施設を続けるということはできなくなっそれから段階的に自分の居室から他の居室へも移動も自由、あと基それで、新人のころは、それも耐えられない人も中にはいるみたいなんだけど、大半の人間は耐えて、いうならば、走しているんですね。
元受刑者の方を積極的に受け入れている飲食店と、中継がつながっ大阪市内のお好み焼き店です。 このお店、会社が元受刑者の方々を雇用するようになったのは今から9年前です。 再犯率を下げようと、受け皿として、働く場を提供して、そして元受刑者の方を納税者として社会に貢献できるようにしたいという思いからでした。 またこの会社によりますと、元受刑者の方々は出所したあとも頼る人がいない、あるいは社会的な信用がないということで、困っている人が多いということなんです。
率直に申し上げると、既存の従業員が逃げてしまわないかとか、辞めてしまわないかとか、またここの現場で再犯を犯さないかという心配は本当にあったんですけども、元受刑者の方たちが、真剣に更生しようと働いてくれておりますので、私たちも真剣に向き合おうと思って、取り組んでおります。 この会社をはじめとして、全国で102社が、その取り組みに参加元受刑者の方々を雇用する上で、一番大切にしていること、どんなことでしょうか。