10年半ぶり3回目となる南北首脳会談は、軍事境界線にあるパンムンジョムの韓国側の施設、平和の家で、ムン大統領は途中で車から降りて、握手を交わしました。 これに先立って、北朝鮮の国営メディアがけさ、伝えたところによりますと、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長も、南北首脳会談に出席するため、きょう未明、首都ピョンヤンを出発しました。 軍事境界線にあるパンムンジョムの韓国側の施設、平和の家で、南北首脳会談が行われます。
平岩さん、北朝鮮の最高指導者が、この軍事境界線を越えて、会談にども、最初のキム・デジュン大統領とそれから2回目のノ・ムヒョン大統領は、いずれもご自身が北朝鮮のほうに行って、ピョンヤンで会うと、そういう形を取ったわけですけれども、今回はキム・ジョンウン委員長みずからが、38度線の南に初めて北朝鮮の最高指導者として来るということで、ある種、北朝鮮側の積極的な姿勢というのがうかがえますし、そういう目的があったんでしょうけれども、2回目はむしろ、会ってもらうというのは、ムン大統領、パンムンジョムに到着をしました。
去年の暮れまで非常に緊張状態が高くなっていたところが、そうした流れの中で、今回の南北首脳会談というのが開催されるわけですから、当然、単なる雰囲気だけではなくて、実質的に緊張状態の原因になってる、北朝鮮の核・ミサイルの問題、政治部の松本さん、日本政府としては今回の会談、何に注目をしているんでしょうか。
そうですね、前の2回というのは、いわゆる北朝鮮側がホストということでしたので、今、塚本さんがご指摘になられたようなサプライズですね、これも確か韓国側も飛行機の中で初めてキム・ジョンイル総書記が出迎えるということを聞かされて、ずいぶん驚いたという話があったと思いますけれども、北朝鮮側のある種の仕掛けということなんですが、今回はむしろですね、韓国側の場所でやりますから、韓国側ということなので、ちょっとそういうサプライズというのはどういう形で出てくるのか、北朝鮮側がどういうふうに仕掛けてくるのかというのは分かり
子どもたちから花束を受け取りま今、ご指摘があったように、みずから招いて北朝鮮側にムン・ジェイン大統領を誘うというような形で、まさに境界線というものが意味がなくなっているんだということを、いみもなくしていくんだというような印象ですよね。
さて、平岩さん、過去の2回の南北首脳会談と比べて、ここまで到着から出会いまでを見て、どんな違いがあったか、改めてどうでしょうか?そうですね、基本的な構造としては、南北の融和というものをアピールするというところは変わりはないと思うんですけれども、前2回というのは北朝鮮側がホストでしたので、韓国側がお客さんとして行くという形だったと思うんですけれども、今回は一応、韓国側がホストではあるんですけれども、パンムンジョムという分断をある種、象徴するような場所で、しかも境界線をまたいで、しかもキム委員長の、恐らく準備
そしてムン大統領とキム委員長が握手を交わす歴史的な瞬間では、ここ、韓国では北朝鮮が対話に乗り出し、弾道ミサイルの発射などの挑発をやめると約束したことを、肯定的に見ている人が多く、今回の首脳会談を歓迎するムードが広がっています。
史上初の米朝首脳会談を見据えて非核化と平和定着を巡って集中的な議論が交わされる見通しきょうは国際部の朝鮮半島担当の塚本記者、政治部外務省キャップの松本記者、朝鮮半島情勢に詳しい南山大学教授の平岩俊司さんとお伝えしています。
キム・ジョンウン委員長もこの間の中国訪問に比べると中国を訪問したときは中朝関係が悪かったものを回復させなければまだ自信がなさげで人民軍のパレードで演説するような姿もどこか落ち着きがない感じだったんですがこの6年間最高指導者の地位にあるということが、それなりに彼に自信を与えているとそういう印象もあります。 しかしながら先月の中朝首脳会談でキム・ジョンウン委員長は段階的な措置が講じられるのであれば問題解決できるということを言って一方的に核を放棄するわけではないという姿勢を明らかにしてしまいました。
北朝鮮の核開発問題が表面化したのは1990年代初め。 さらに、北朝鮮はNPT・核拡散防止条約から脱退。 アメリカのクリントン政権は北朝鮮の核施設への空爆を検討し緊張が高まりました。 こうした中、カーター元大統領が北朝鮮を電撃的に訪問しキム・イルソン主席と会談。 核問題は解決したかに見えましたが、北朝鮮は核開発を秘密裏に続けていました。 反発した北朝鮮は凍結していた核施設を再稼働させ米朝枠組み合意は破綻しました。 国家核武力の完成を主張してきた北朝鮮でしたがピョンチャンオリンピックを境に対話姿勢に転じます。
北朝鮮側はキム・ヨンチョル朝鮮労働党の党副委員長、キム・ヨンチョル氏は南北関係を統括する立場なのでそばにいました。
恐らく自分たちが一方的に破ったのではないということを言いたいのでしょうし、具体的に言えば経済協力をちゃんと履行していないのではないかということが含まれている少人数でということですから具体的にここで丁々発止、決まっていくというよりは最後の詰めの段階でキム・ジョンウン委員長とムン・ジェイン大統領が分からないということですのでもちろん実務者で詰めた話をこの場で確認するということももちろんあるんですがとはいえ、簡単にすべてが順調にいくかどうかはまだちょっと断言できないかもしれないなという気もします。
このためトランプ政権としては南北首脳会談でキム委員長にどこまでその意思があるのか本気度を見極めたい考えです。 ムン・ジェイン大統領は南北首脳会談で拉致問題に言及する姿勢を示し、トランプ大統領も米朝首脳会談で拉致問題について提起する考えを明言しています。 そして韓国のムン大統領も24日、安倍総理大臣との電話会談で南北首脳会談で安倍総理大臣の立場を伝達する。
最終的には日本みずから北朝鮮と直接交渉する必要があると言ってアメリカのトランプ大統領であるとかムン・ジェイン大統領は首脳会談の場で拉致問題の解決というのが、あなたたちの将来に必要不可欠なんだと、もちろん最初は核問題の解決が必要不可欠であるけれどもそのあと国際的な経済協力を得ようと思えば日本との関係改善も必要だということで拉致問題の解決が必要だということであれば北朝鮮としても慎重に取り扱わなければいけないことになってくると思うんですが現時点ではまだムン・ジェイン大統領、トランプ大統領から伝えてもらうというこ
お伝えしていますように韓国のムン・ジェイン大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長による南北首脳会談がきょう午前10時15分から軍事境界線にあるパンムンジョムの韓国側の施設、平和の家で始まりました。