全日本柔道選手権~日本武道館から中継〜

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この番組のまとめ

史上5人目の3連覇をねらう王子谷剛志。 左側のブロックは王子谷は社会人なんですがそれ以外は全員大学生ということで大学生のベスト4というのは決まっているという状況になっています。 大坂王子谷は2試合一本勝ちで勝ち上がりました。 左に回り込むことによって内股の方向に相手が戻ってこよう消極的ということで王子谷に入りました。 穴井組み手を嫌われたりとかそういうところは見受けられませんのでそして抑え込み、けさ固めがっちりと王子谷入りました。

初優勝をねらう、小川雄勢と同じ大学生。 王子谷、原沢を破って優勝したという小川です。 七戸龍、そして原沢久喜リオデジャネイロオリンピックの出場をこの2人が懸けていきました。 結局、原沢がオリンピックの切符を手に入れてオリンピックで銀メダルを取りました。 3回戦は大内刈りを意識させて七戸の指導をする前田監督は後半原沢が強いので、前半からしっかり仕掛けていきたいということを話しています。

準々決勝というのは全日本選手権の中では1つの山場です。 3回戦、スタミナを消耗する試合そしてすぐに決まる試合というのがあります。 どの程度、自分のスタミナを消耗するか。 原沢もスタミナにちょっと不安のある状況です。 体力面、スタミナ面というものもピーク時に戻っていないということを本人が言っています。 原沢選手も七戸選手もそうですが長身の選手が頭を下げられますと体力を消耗しますね。 原沢選手も打ち返していますね。 七戸選手、若干息が上がってきましたか?原沢は口が開いています。

加藤、準決勝進出です。 ことしも準決勝にきましたね加藤。 穴井ここまでは本当に準々決勝に勝ち上がるまで小外刈りとポイントを取ってこの戦いも小外刈りからポイントを取りました。 王子谷、小川、原沢、加藤が準決勝に進みます。 穴井本当に組み合わせの段階から試合を先に終えた王子谷選手から順にインターバルが長いという状況になってきますのでこれは組み合わせの都合上しかたがありません。 王子谷と小川が準決勝です。 左側のブロックまず王子谷と小川が対戦するということになりました。

代表落選、その悔しさを胸に王子谷選手は快進撃を続けます。 本当に当たり前のことなんですけれど当たり前のことをやること3回やって3回勝っている心理的な状況は小川選手のほうがアドバンテージがあると思っています。 3回負けたからこそ気付いたこと分かったこと、そういったことを今回、王子谷選手が発揮すれば全日本選手権の勝ち方ということを知っていますからそれが出るかどうかですね。 王子谷選手は上のほうを握ってあごをついたほうがいいんですけれど頭が下がってしまうんですね。 王子谷選手は打ち返したほうがいいですよ。

穴井意表を突く、本当によほどの何かがないと今回も厳しいだろうと私は最初に申し上げましたがずっとあれをねらっていたのかなタイミング的には抜群でした常にああいう形になる場面がこれまでもありましたがそういう中で何もできずに敗れてきた王子谷選手の中の1つの作戦だったと思います。 リオオリンピックの銀メダリストが復活優勝を懸けるこの全日本。 できれば加藤選手の体勢をまっすぐにして得意技を出したい原沢選手。 いわゆるぶら下がるような体勢に加藤選手がなりますと原沢選手はやりにくくなると思います。

原沢選手が我慢強く戦っています。 世界の舞台でも結果を残している原沢全日本も勝っています。 全柔道家が目指しているといっても過言ではない全日本選手権。 釣り手がぶれませんね原沢選手。 終始、原沢選手の形ではあるんですが、こういうところです。 25歳の原沢が32歳の加藤を破って決勝進出。

ことしの全日本柔道選手権優勝候補どうしの決勝戦ということで開催国ではありますが世界ランキングと国内のポイントシステムという独自のポイント制をしいていますね。 井上私自身が順番的には世界選手権、そしてオリンピックそして最後に全日本を取ることができましたので先ほどの映像のとおり打倒篠原という情熱を燃やして戦ったあの時代を懐かしく思います。

というようなことも王子谷選手もおっしゃっていましたけれど、期待しています。 王子谷が準決勝の試合が終わったあとが大事、先に試合を終えて体力面も原沢に風を送るシーンがありました。 穴井王子谷選手この試合の中でいちばん積極的な入り方ですね。 原沢選手も左の方向に回りながら王子谷選手の圧力をしのぐようなところが見られました。 やはり、それ以上に王子谷選手が前に出ていますのでしかしなかなか落とすことができません。 じりじりと王子谷選手が出てきますね。 穴井こういった形で王子谷選手が大外刈りを掛けていくんですね。

穴井リーチが長い原沢選手ですから距離感でいうと取りにくいのは王子谷選手です。 穴井王子谷選手のほうが有利に見えますね。 穴井王子谷選手のほうが前に出ていますのでなかなか掛かりませんね。 試合開始序盤から技は王子谷いちばん出ているかもしれませんね。 王子谷3連覇に向けて。 それが王子谷選手のスタイルなんです。 大坂王子谷が雑でしたね。 王子谷も小外刈りで返そうとしました。 大坂ライバルの2人王子谷勝てば3連覇。 大坂ちょっと王子谷が腹ばいの姿勢になることが多くなってきました。