東京のルーツとなった世界一の巨大都市 江戸。 人口6万ほどの田舎町だった江戸がどのようにして100万人の大都市になったのか。 追いかけているのは オリンピックパラリンピックを前に変貌を続ける東京だ東京のルーツである江戸の町の跡が見つかっていたこれが もう まさに江戸のど真ん中の江戸遺跡と呼ばれてる…へえ~ 江戸遺跡というのはどういったものなんですか?江戸時代は 多くの庶民が暮らしていたというこれは キセルですか?そうです そうです。
江戸への国替えは 時の最高権力者豊臣秀吉の意向でした。 発見した…これは いわば江戸初期の都市計画の図面。 江戸の発展を見据えた家康の都市計画でした。 まあ それは さておき本来 町の守りに使う濠を水運の大動脈に転用しようというアイデアは優れものでしょ?江戸が大都市になるためには水運が生命線だったんですね。
江戸の濠は大きな標高差を克服して築かれ水を 上から下へと巡らせながら町全体に 水路のネットワークを作っていたのです。 江戸建設の立て役者はサムライたちだったのです。 江戸の建設が お家の存亡を懸けた戦いだった事が江戸建設の陰に サムライたちの苦闘がありました。 行け~!後れを取るでない!その規模の大きさから天下普請と呼ばれる江戸の建設。 サムライたちが目指したのは江戸から100km離れた伊豆半島でした。
江戸建設を 新たな戦いの場としたサムライたち。 実際に サムライが作った濠を起点として江戸の町が 一気に広くなった事がよく分かるわ。 じゃあ このまま順調に100万人都市になるんですか?ううん 江戸が世界一の都市になるためにはマスター 随分かっこつけてるけどそれ こないだ 私が教えた話よね。 江戸から 太平洋に移した治水工事のスペシャリストでした。 江戸の水道建設の記録…この上水路がなければ 江戸は百万都市になれませんでした。 この水は 不毛の大地だった江戸の西側をも潤し一大農業地帯へと変えました。