クローズアップ現代+▽大量のペットボトルが行き場を失う事態!?世界衝撃ごみ問題

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この番組のまとめ

特に先進国が消費した膨大な廃プラスチックは石油原料よりはるかに安い貴重な資源だったのです。 そしてもうひと方、プラスチックごみの問題を研究している原田貞夫さん、私たちまだこの身近にこの問題の深刻さ、ちょっと感じることができないんですけれども、原田さんご自身はどういうふうに感じてこられたんですか?今、急速に世界で大きな問題になっている、海のプラスチック汚染ですね、これ、実は陸から流れ出したごみがほとんどなんですけれども、中でも象徴的なのがペットボトルです。

こうしたペットボトルなどの廃プラスチックですが、日本の輸出先の7割は中国です。 大阪で廃プラスチックを輸出する会社を経営する平良尚子さんです。 プラスチックのリサイクルは膨大な手間とコストがかかっています。 公共施設やオフィスなどから毎日集められる大量のプラスチックごみ。 質の高いプラスチック製品にリサイクルするにはまずは空き缶や鉄くずなどほかのごみと分別。 今後、事業を拡大しより多くの廃プラスチックを受け入れる意思がある企業には補助金も出します。

私もヨーロッパに調査に行ってますと、きょうはフリップを作ってきたわけなんですけれども、ペットボトル、例えばペットボトルにはデポジット制度というのがあります。 預け金という仕組みなんですけれども、ペットボトルドリンク、飲料の価格に、日本円でいうと5円、10円といったような預かり金を上乗せして販売をして、そして飲んだあとにこちらですね、お店に持っていくと、そこで自動の返金の機械が置かれています。