あさって、イギリスで行われるロイヤルウエディングに世界が注目しています。 新郎のハリー王子は母親のダイアナ元皇太子妃の死後に騒動を繰り返し王室の問題児とも呼ばれました。 さあ、いよいよ2日後に迫ったイギリスのロイヤルウエディング。 これまでイギリス王室の結婚相手は、ほとんどがヨーロッパの王族や貴族出身でした。 イギリス王室をはじめ、世界のロイヤルファミリーの研究を続けている君塚さん。
税所さん、結婚式を前に、街は今、どんな雰囲気なんでしょうか?ウィンザーはとても小さい街なんですけれども、イギリス各地から熱心な王室ファンが次々と到着しています。 メーガンさんが大好きだという金を使いまして、2粒のダイヤモンドはダイアナ元皇太子妃のアクセサリーから取ったということで、母にいつも2人を見守っていてもらいたいという思いが伝わってきます。
ダイアナさんが亡くなられた直後は、ロイヤルファミリーにとっては、暗黒時代というふうに思われると思いますね。 チャールズ皇太子の宮廷で、これ、最初始めて、これはうまくいってるっていうんで、バッキンガム宮殿もやって、やっぱり国民に、自分たちの活動だとか財政の透明化、これをどんどんとアピールしたい。 そこから急に、国民とロイヤルファミリー、そしてチャールズ皇太子の距離というのが、急に縮まったような印象があります。
税所さん、そのあたりどうなんですか?やはり今の王室でいいますと、兄のウィリアム王子が、やがて国王になるわけですから、イギリスの伝統ですとか、イギリスらしさということを守る立場にある。 これまでは王位継承順位は男子が優先されてきましたが、男女平等の価値観を取り入れ、これが産まれた順へと変わりました。 もちろんイギリスはもともと王陛下の国ですから、女性にも継承権はあったんですが、男子が優先されてた。