え、やめるの?で、急きょ南北首脳会談が開かれキム委員長は米朝首脳会談を実現させたいという姿勢を強調。 事態が大きく動いたのは日本時間トランプさんは何でいきなり中止って言いだしたんですか?核武力を誇示して挑発的な姿勢を示したあげくアメリカのペンス副大統領を侮辱したことも中止の理由に挙げています。 きのう1か月ぶりとなる会談でキム委員長は米朝首脳会談に対する確固たる意志を表明したということです。
そもそも会談の焦点となる非核化を巡ってアメリカと北朝鮮の立場というのは根本的に違うんです。 そのために北朝鮮は首脳会談に向けて自分たちのシナリオを描いてきたんです。 シナリオのねらいとしては北朝鮮が自分たちにとって有利な状況で首脳会談に臨みたいということそして2つ目は非核化に向けて取り組む姿勢をアピールしているんです。 非核化に向けた本気度を示しそうであればアメリカをはじめとする各国も北朝鮮に対してある程度、歩み寄るべきではないかという雰囲気を作り上げようとしています。
実際、アメリカが首脳会談を中止そして本丸ともいえる3つ目がアメリカからいかに譲歩を引き出していくか、こちらが大きなポイントとなります。 今月24日には再び北朝鮮は首脳会談を取りやめる可能性を示唆しました。 トランプ大統領が首脳会談の中止を発表した際に最近の北朝鮮の声明で示されている怒りや敵意を受けて私は現時点でこの会談を開くことは適切ではないと感じているとしてこうした発言に不信感を強めているといえそうです。
ただ北朝鮮はアメリカを対話の場に引き出すための土台はそれでも揺らいでいないと考えてヨーソロー、佐々記者。 核実験や弾道ミサイルの発射を繰り返しながら北朝鮮は核の威力をアメリカに見せつけようとしてきたわけです。 つまり北朝鮮としては強力な核のカードを持つことでアメリカが自分たちのことを無視することはできない、再び実現に向けた動きが活発になってきているんです。