アンプティサッカーという障害者スポーツのヨーロッパチャンピオンを決める大一番だ。 パラリンピックの種目としてはまだ採用されていないもののバルシュ・テッリ 28歳。 バルシュ選手の場合トッププロのサッカー選手の技を超えちゃってるとこがあるんでそこが驚きですよね。 アンプティサッカーのプロリーグがトルコにあると聞き為末 大がやって来た。 アンプティサッカーはフィールドプレーヤー6人とゴールキーパー 1人の7人対7人で行う競技。
バルシュと日本代表選手の走るフォームを並べてみよう。 日本代表選手の場合…バルシュ選手の場合はランニングそのもので左足とクラッチを うまく使ってランニングしている。 ただし バルシュは片足とクラッチでこの姿勢をキープしている。 非常に珍しいですしやっぱり バルシュ選手のすごく 一つの特徴だと思うんですよね。 アンプティサッカーのプレーはクラッチをうまく使いこなせるかどうかにかかっています。 子どもたちは 誰もバルシュ先生が障害者なんて思っていないと思いますよ。
高校生で アンプティサッカーを本格的に始めたバルシュ。 見る者を驚がくさせるこのアクロバチックなジャンプボレーはバルシュが 飛び抜けてアクロバチックなプレーができる理由はなぜか。 為末が注目したのはバランス感覚と腰回りの筋肉を同時に鍛えるトレーニングだ。 特に バルシュのような片足の選手は両足で上半身を支える事ができないためこの筋肉が弱いと姿勢を保てない。 それにしても バルシュは超人のような身体能力ですよ。 バルシュがアシストしたボールが相手のゴールネットを揺らした。
ふだんは 普通のサッカーと同じような感じがするんですけどどっか こう…そのゾーンに入ったらあるいはクラッチが使いやすい局面あるいは そういうのが効果を発揮する局面に入ったら何か こう…フットボールであり ある局面ではそれ以上のものがこの時は もうこの軸足一本なんでまず 1本で方向転換してこの時は 2本ですよね。 バルシュのトレードマークジャンプボレーだ。