沖縄戦最後の激戦地、糸満市摩文仁にある平和祈念公園です。 去年10月、ヘリコプターが沖縄本島北部の民間の土地に緊急着陸し、炎上。 チビチリガマの遺族会の会長の與那覇徳雄さんです。 與那覇さん、沖縄の少年たちがこのガマを荒らしたということについて知ったときは、どんな気持ちでしたか?沖縄の未来を背負う少年の犯罪ということで、大変ショックを受けています。
しかしながら、戦後実に73年を経た現在においても、日本の国土面積の約0.6%にすぎないこの沖縄に、米軍専用施設面積の約70.3%が存在し続けており、県民は広大な米軍基地から派生する事件、事故、騒音をはじめとする環境問題等に苦しみ、悩まされ続けています。 昨今、東アジアを巡る安全保障環境は、大きく変化をしており、先日の米朝首脳会談においても、朝鮮半島の非核化への取り組みや平和体制の構築について共同声明が発表されるなど、緊張緩和に向けた動きが始まっています。
翁長知事は移設を阻止するため、浦添市立港川中学校3年の相良倫子さんです。 彼らの人生を、それぞれの未来を。 全ての人間が、国境を越え、人種を越え、宗教を越え、あらゆる利害を越えて、平和である世界を目指すこと。 生きる事、命を大切にできることを、私と同じこの瞬間を一緒に生きているのだ。 なぜなら、未来は、この瞬間の延長線上にあるからだ。 過去と現在、未来の共鳴。