小円歌から立花家橘之助を襲名させて頂きました。 本日はですね初代の立花家橘之助という方のもう 売り物でございましてね「たぬき」というのを ひとつねお時間が許す限りちょっと やらせて頂こうかなと思うんですけどよろしゅうございますか?いいですか?ありがとうございます。
そうすると 貫一が お宮の事バンッと蹴飛ばしてる あの銅像あれが一番有名でございますがまあ とにかく 第1場面どこからスタートをするかと申しますとカルタ会がございましてね箕輪という うちでもって。 そうするってえと この時に参加していた人間の中で男性が 一番人気があった男性は誰かと申しますと富山唯継ってえのがすごく人気があった。 「…で 富山唯継さんあなたは お金かかるんですか」。 …で まあ この 富山唯継が一番人気があった。 …で この とにかく男性の一番人気は 富山唯継だ。
貫一さん すいません私 ちょっと具合が悪いので熱海の方に湯治に行きますから」ってんでピュッ いなくなっちゃった。 「貫一君 貫一君ちょっと こっち来ておくれ」。 「貫一君 君ね 今から私がする話がっかりしないで聞いておくれ」。 なかなか 合点のいかない貫一は「なぜ 宮は 俺に直接話をしなかったんだろう。 よし 直接聞いてみようじゃないか」ってんでこれから 貫一が ビャッ熱海に急行致しまして宮の事を捜し出す。 この「金色夜叉」 一番の名場面といわれておりますのがあの熱海の海岸です。
この今月今夜私は忘れませんよ。 来年の今月今夜 10年後の今月今夜20年後の今月今夜死ぬまで私はこの今月今夜 忘れません。 もし 来年の今月今夜 この月がス~ッ 雲で隠れたら私が どっかでもってあなたの事 恨んでるとそう思って下さい。 そうするってえとあの 銅像が建ってあのあと まだ この話ずっと続くんですが何せ ねえ 今月今夜までやりましたけどこのあと 尾崎紅葉先生が途中でもってお亡くなりになっちゃった。 この話の続きはいつやるかというと来年の今月今夜にやりたいと。
それはね 第1次世界大戦の時の四国にある捕虜収容所の話でものすごい真面目なドラマなの。 …で 私が その 収容所の前にある交番の巡査で私が日記をつけているその日記の中からドラマが始まるっていうごく真面目なドラマ。