「ドカベン」はあのバスケット漫画やサッカー漫画の作者にも影響を与えたといいます。 でも「ドカベン」が始まった1972年が、まさに生まれ年なんで、生まれたときからあるのが当たり前ですし、アニメはもちろん見たことありますし、あとは意外にマニアックな実写版のほうも見てますよ。 ということで、山本昌さんはじめ、「ドカベン」は名だたるプロ野球選手たちも思いを寄せていたんですね。 桑田真澄さん、「ドカベン」を通じて夢を持ってとか、友情を裏切らない、友達を守ってあげるとか教えられました。
そして、「ドカベン」の愛称で親しまれ、4年前に亡くなった香川伸行さんは、水島先生が生んだ主人公が、自分の人生をバックアップしてくれましたと語っていました。 でも思い出に残っているシーンってありますか?私はですね、とさまる高校と試合で山田選手がデッドボールを食らって、もうバットが握れない状況でね、最後、殿馬選手がサヨナラホームランを打つんです。
アラフィフ世代全般ということになると、ちょっと難しいんですが、「ドカベン」っていう作品が、さっき言ったようなスポーツ漫画の変化っていうのを、そのまま反映しているところがあって、最初、柔道編で始まるわけなんですけれども。 クロスオーバーっていうのは何かっていうと、アメリカンコミックスで、スーパーマン、バッドマンっていうのが出てくると、その2人が共演する、そういう作劇というのを初めて、最終的に先ほどオリジナルのチームっていう話になりましたけど、水島新司ユニバースっていうところに行ってしまう。
「スラムダンク」と、「キャプテン翼」ですか?じゃあ、めくりましょうか。 1位が「スラムダンク」、バスケットボールの漫画、2位が「キャプテン翼」なんですね。 ちょっと取っていいですか?インタビュー中に思わず「スラムダンク」に手を伸ばしたのはプロバスケットボールの田臥勇太選手。 エースストライカーレバンドフスキ選手の原点も「キャプテン翼」でした。