桂文枝の演芸図鑑・選「今くるよ、酒井くにお・とおる、三遊亭遊馬」

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この番組のまとめ

そして 落語の方は三遊亭遊馬さんです。 お兄さんの方が人に好かれるから 友達多いしね。 何でね マンション出たかいいましたらねペットが飼いたい いいましてね。 今までのマンションペットは禁止やねん。 何のペットよ?不思議やね。 ただね その 飼い主ってのはね責任感が強くてね心配性な人でね。 心配性。 大丈夫 大丈夫心配せんでええから。 ちゃんとな 冷凍コンテナ 15年分2台届く事になってるから。 きょうだいバラバラになったらさみしくて病気になったら困るいうて飼い主が言うてんねや。

どんな動物よ?ネズミ。 ネズミ!?ネズミ ネズミ。 ネズミ もらってもいいけど増えるんと違う?何で?ネズミ算とか何かで ほら。 大丈夫 あの 独身やからそのネズミ。 何を…?「ネズミ」という名前のゾウやがな。 大丈夫 増築の費用はな石油王の社長さんやから。 それで あの…ゾウさんと散歩した事あるか?あるかい!じゃあ 風呂入れた事あるか?散歩もしないのにお風呂なんて入った事ないわ!そうするとその石油王が心配してんねん。 だから 調教師も一緒に派遣してくれる。

何しろな 普請道楽でな今度 新しいうちが出来上がったからご機嫌伺いに うちを褒めてきな」。 そしたらな戸を開けて 相手の顔を見ておやかましゅうございます』と言ってなそれから まあうちん中 上げてもらって家を褒める訳だがな これは決まり文句てえのがあってな一とおり うちを見渡して『伯父さん大層立派なうちが出来上がりました。 左右の壁は 砂ずりで畳は 備後の五分縁でございましてお庭は 総体御影造り伯父さん びっくりするぞ」。

こら もう伯父さん びっくりして感心するばかりじゃねえぞ。 『天角地眼 一黒陸頭耳小歯違う』。 与太が お前 わざわざ出来上がったうちを褒めに来てくれた。 「うん じゃあね 伯父さんねいよいよ褒めるからね。 伯父さんね 表からうちが新しいの出来ちゃって立派になったな」。 まあ 与太たかがこれっぱかりだけどな何やかんやで半年もかかっちまってな」。 でも 伯父さん 安心しなよ」。 「天井は サツマイモにウズラ豆」。 あっ あった 伯父さん 大きな柱に立派な節穴が開いてる」。 「伯父さん 感心したか」。

「伯父さん 牛 どこ?」。 伯父さん 大きい牛だな」。 「伯父さんね あそこのとこ穴開いてるけどあの穴 何だ?」。 「ああ… いや あれ 目立つね」。 「伯父さんあの穴 気にしてんでしょ?」。 最初はね ほんまにシンプルでねほんまにシュッとした…。 職場の友達がね「あんた 面白いさかいに吉本行きよし。 もともとは キャッチャーもちょっと やってたんでしょ?それはね 受けるだけの。 あっブルペンキャッチャーみたいな?そうですねん!出た事はあるの?最初はね 最初は。

どないしよう どないしよう思てその時に その会社のねやめとき言わはった人が「ちょっと今日うめだ花月連れていったるわ」。 ですから 芸能界で一番最初にお会いできたの文枝師匠でした。 何や ほな お風呂は一つやわお手洗いも男女混合やわ楽屋いわはってもね。 「いや… すいません ちょっと今着替えてますねん。 まあ 相方で 喜多代師匠とかいらっしゃいましたけども本当に 女性同士の漫才師いうたらほかに少なかったからよう頑張りましたな~。 私 うれしかったんはね文枝師匠からね レギュラー…。