また、愛媛県の宇和島市付近や鬼北町付近などでけさ1時間に100ミリの猛烈な雨が降ったと見られ、警察や消防が現場に駆けつけたところ住宅の裏山で土砂崩れが起き土砂が住宅に流れ込んで倒壊しているのを確認したということです。 国土交通省岡山国道事務所によりますと現場には道路を通行止めにする作業にあたっていた岡山国道事務所や業者の担当者など17人がいましたがこのうちの3人が高梁川から押し寄せた水に流されたということです。
周囲の状況を確認し、できるかぎり安全を確保するよう鬼北町付近で午前7時半までの1時間におよそ100ミリ、西予市付近でも午前6時50分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表しました。 午前7時までの1時間に愛媛県が宇和島市に設置した雨量計で96ミリ、国土交通省が西予市に設置した雨の量は福岡県添田町で536.5ミリ、兵庫県養父市大屋で430.5ミリ、鳥取県智頭町で430ミリなどといずれも統計を取り始めてから最も多くなっています。
氾濫の危険性が非常に高い氾濫危険水位を超えている川がある府県は午前7時現在、福岡県、佐賀県、広島県、岡山県、山口県、島根県、京都府、兵庫県、徳島県、香川県、愛媛県です。 NHKが警察や自治体などに取材したところ、広島県では東広島市、三原市などで合わせて4人の死亡が確認されたほか、各地で救助要請が相次ぎ、消防や自衛隊などが救助活動を続けています。
岡山県井原市によりますと昨夜10時半ごろ、井原市西江原町で住宅の裏山が崩れて土砂が流れ込んだ住宅が倒壊し、この家に住む男女合わせて3人が巻き込まれたということです。 活発な前線の影響で、県内では記録的な大雨となっていて鳥取県内で午前7時半までの72時間に降った雨の量は智頭町で452.5ミリ、若桜町で366.5ミリ、午前6時半、県中部や西部にも特別警報の範囲を拡大しました。
JR四国によりますときょう運休となっているのは瀬戸大橋線の快速マリンライナーの岡山駅と高松駅の間、特急では、しおかぜが岡山駅と松山駅の間、いしづちが高松駅と松山駅の間、宇和海が、松山駅と愛媛県の宇和島駅の間うずしおが岡山駅と高松駅や徳島駅の間、南風が岡山駅と高知県の宿毛駅の間、しまんとが高松駅と高知県の中村駅の間、剣山が徳島駅と徳島県の阿波池田駅の間、むろとが徳島駅と徳島県の牟岐駅の間、あしずり人が高知駅から宿毛駅の普通列車では瀬戸大橋線の全線、予讃線が香川県の多度津駅と愛媛県の伊予北条駅の間、伊予市駅か