桂文珍の演芸図鑑「草野仁、ニッチェ、笑福亭たま」

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この番組のまとめ

年齢なんでしょうかね 私の友達もよく聞き間違いをするようでこないだ 孫がハムスターを飼っているというのをその人は 以前にもJアラートとジェラートを間違っていました。 さてさて 今日の出演者ニッチェのお二人でございます。 そのね 映画の中で実は 私の演技力が方々で絶賛されまして。 でも 皆さんね まだ見てないという事なんですけどもDVDが出ますのでもし よければその中で私の演技力をちょっとね確認して頂ければと思います。

「所長 この研究所の近くにはいろんな野生の鳥野鳥が飛んでくるんですか?」「そうなんですよ。 この辺りには いろんな野生の鳥野鳥が飛んでくるんですよ」。 私がやるのは落語でございまして歌舞伎 能 狂言いろいろありますが中に浄瑠璃いうのがありましてね。 人形浄瑠璃いうて歌舞伎を人形劇にしたやつですね。 ここを人形で 後ろで黒紋付き 袴のおじさんが大阪は国立文楽劇場という所でやってまして東京は永田町最高裁判所の隣にありましてちょっと かたいですね。

あの お父ちゃん吉良上野介の人形遣うてたんやけどな浅野内匠頭の人形がバ~ 斬りかかった時にバランス崩さはってな吉良上野介の首がぽ~ん 飛んでいってしもうて。 もう 浅野内匠頭が 本懐を遂げてしまいはったんやわ」。 「あの お父ちゃん お父ちゃんお弟子さんの義太郎さんが来てくれはったわよ。 「師匠 大丈夫ですか!?師匠 大丈夫ですか!?」。 「いやいや 大丈夫なんですか?」。 「大丈夫やがなはっきりしゃべってるやないの」。 「『人間国宝になってくれ』ってこない言うてはんの」。

いや せやけどね 師匠人間国宝なんかならんでも生で芸を見た人は師匠が立派やって分かりますよ」。 「何 言うてんねん やっぱりな人間国宝とか肩書とかなかったら世間は信用せえへんねん。 この時刻になったら寝はんのん 何かなんとかして人間国宝なる方法ないやろか」。 奥さん 奥さん うちの師匠が人間国宝に選ばれましたよ」。 また文化庁へ行ってね師匠と一緒に文化庁行って認定証人間国宝なれる日です 師匠が」。 人間国宝っちゅうのは重要無形文化財。 文化庁長官何でございましょう」。

今日は そうですねテレビキャスターと申し上げましょうか。 ず~っと話聞きますと小さい頃から貧しかったんだけれども非常に自己規律心の強い男で一生懸命アルバイトをしたりしながら自分で進学していくっていうコースを決めて頑張った。 それで同時にですねスポーツもやっておりまして昔の旧制高校時代に砲丸投げで全国優勝したとかいうですね結構なスポーツマンでございます。 その父親が 中学に入る時に「お前 座んなさい」とか言われて「今日一日学校で起きた出来事を必ず帰ってきたら報告しなさい」。

スポーツやりたいですって手をあげると「じゃあ 鹿児島県予選 高校野球ラジオやってみろ」とか言われてまあまあ なんとか何か なりそうだなとか言われながらですねやっていくうちにまあ 今度 次に福岡に行き大阪に行き一応 スポーツ中心のアナウンサーという形でやってく事ができました。