2018FIFAワールドカップ 決勝「フランス×クロアチア」

戻る
【スポンサーリンク】
00:50:41▶

この番組のまとめ

そしてアントワヌ・グリーズマンをトップ下、セカンドトップというポジションに置いて最前線にオリビエ・ジルー。 あるいはブロゾビッチを1人、アンカーポジション守備的な中盤に置いた逆三角形の中盤かもしれません。 そしてクロアチアが27.5歳ということで平均年齢で2歳ぐらいの差があるというのは山本さん、結構な差だと思うんですが。 年齢が高いうえにクロアチアの場合は日程的にも、そして延長もこなしながらということでスタミナ、疲労の回復がどのくらいできているのか。

残り7分プラスアディショナルだったと思いますけれどもそれを人生最大の時間と喜べる感激があるそういう、今日も舞台だと思いますしそういう、キャプテンとしてね時間を味わえたというのは幸せなことじゃないですか。 今大会、ドイツはまさかともいえる1次リーグ敗退という結果に終わりましたがフィリップ・ラームはこのトロフィーを持ってくるにあたって誇りを次のチームに手渡すんだというふうに表現をしています。 フランスとクロアチアによる決勝です。

ショートパスを多用しながらボールポゼッションボール保持を高めていくのがクロアチアのスタイルです。 少しけがが心配されたクロアチアの左サイドバック3番、イバン・ストリニッチ。 過去、1998年のワールドカップこのクロアチアとフランスは準決勝で対戦しました。 フランスが最終的に優勝を果たしたあの大会で準決勝、フランスがクロアチアを2対1で破って決勝に勝ち上がったことになります。 特にクロアチアのほうは国民、サポーター、選手、監督この思いはフランス以上にあると思います。

10番のルカ・モドリッチに対してはカンテがかなり監視の目を光らせていますね。 曽根さん、その辺りやはり、ピッチでずっとモドリッチの動きを見ていたんですがそれを見ていると必ずカンテが視界に入りますね。 かなりカンテがモドリッチを今日は特に意識して見ているようにピッチからは見えます。 ルカ・モドリッチクロアチアの10番。 中盤でのカンテ対モドリッチというマッチアップがゲーム全体を語るうえでの大きな要素になってきそうです。

立ち上がりにもクロアチアのコーナーキックがありましたがやはり、この決勝も山本さんここまでの決勝トーナメントの戦い方などを見てもセットプレーで点を取っているフランス。 セットプレーで失点しているクロアチアです。 山本フランスは決勝トーナメントで毎試合、セットプレーから点を取っているんですね。 今、やはり18番、レビッチが左にいて4番のペリシッチが右にいる両ウィングのポジションを入れ替えた形のクロアチア。

モドリッチにボールが入ったときにカンテのプレッシャーが早い分逆サイドのラキティッチにボールが回ってくると展開が広がっていくかなという状況なんですがなかなか、そこまでの展開が今は生まれていない状況で。 クロアチアの中盤は1人、中盤の下がりめに守備的なポジション11番、ブロゾビッチを置いてその前に、右にモドリッチ左にラキティッチというような逆三角形を作っています。

藤田今、タッチラインを割ってしまいましたがラキティッチのああいう大きな展開は非常にクロアチアのリズムを生むという点ではラキティッチがボールを触り始めて展開に入り始めるとクロアチアのリズムが生まれるかなという感じです。 藤田今日もポジションチェンジして右に左にポジションを変えてドリブル突破を試みて、シュートまでいくと。 自分が下がることで前の選手にスペースを与えてますしその辺りのラキティッチとブロゾビッチとの関係とかペリシッチも含め非常に流動的に。

グリーズマンは今大会決勝トーナメント1回戦アルゼンチン戦でペナルティーキックを決めています。 フランスは組み立てをクロアチアにさせてどちらかというとエムバペを右サイドに攻め残りさせる形でカウンターを狙うという。 先ほど松野アナウンサーからの情報ではセンターバックのキンペンベがウォーミングアップを始めている状況ということですがウムティティはプレーに戻りました。 すでに前半はアディショナルタイムに入りました。 すでにアディショナルタイムに入っていますが山本さん、改めて今まで以上にいいというのは…。

藤田あそこに攻め残られるとクロアチアとしては非常にいやな存在なんですよね。 そのままクロアチアの流れになるかと思われたときまたもセットプレーから最後はペナルティーキックをグリーズマンが決めて2対1。 藤田クロアチアのほうが今、比較的ボールをキープして中盤の構成をあまり崩さずそこのポジショニングで攻めているんですね。 非常にクロアチアはいい入りをした中でまたセットプレーからですよね。 セットプレーも形を少し工夫すればなんとか防げたかなというところもあったので少し、クロアチアの失点は残念でしたね。

福西ゲームの中の流れというのはクロアチアのほうが全体的にいいゲーム運びかなという感じはしますけれども局面、局面ですとモドリッチ対カンテ。 福西これはフランスもベルギー戦でやったりとかしてますがクロアチアも、それを真っ向から受けているようなラキティッチもポグバにつきにいっているのでこれは意識しているのかなという感じが見えました。 明らかに変えてくるのかそうなるとクロアチアはサイドをうまく使えるし時間を使うことによってまた、マンジュキッチも生かせるだろうし。

藤田プレー回数こそ少なかったんですが彼が右サイドにポジションをとるだけで非常にクロアチアとしたら怖い存在なんですね。 ですから、クロアチアが攻めているときに不用意にとられるとカウンターがすぐにくる。 あの大会がフランスにとっても初優勝となりましたがあの3位決定戦でも勝って最終的に3位という結果を残しました。 後ろからプレスバックしたプレーがファウルになりましてクロアチアのファウル。 本当にクロアチアはプレスがいいですね。 その辺りのクロアチアの変化というものをフランスの選手も感じ取っているかもしれません。

モドリッチがカンテをあまり機能させてないという先ほどのご指摘がありました。 山本彼のよさはインターセプトであったりボールを奪う力なんですがうまくモドリッチに動かれて、自分の本来の仕事を整理できていなかった。 山本もう1つは逆にクロアチアがカンテのところに長いボールが出てこないので集団で奪いにいくんですね。 今度はモドリッチ対ヌゾンジという構造になるか。 ヌゾンジと対峙する形になる小柄なモドリッチ。 山本今度、モドリッチが何をするか見たいですね。

このところを嫌ったのがフランスベンチで。 フランスとしてはヌゾンジを入れることによって高さが欲しいのか中盤の真ん中を固めたいのかその辺りですね。 見事!流れがこの時間帯よかったのはクロアチアでした。 しかしクロアチアは今大会を通じて本当に最後まで諦めない。 フランスのほうはディディエ・デシャン監督が就任してから着実に代表の成績も上向いてきました。 あの交代がどちらに傾くのかという観点であの時間帯を見てきましたが確かにモドリッチに少し自由が生まれてクロアチアにとってよい時間帯ではあった。

シュートを打った!決まった!エムバペ、4点目!経験豊富なクロアチアに対しゲームの流れをグリーズマンと並んでこれでエムバペも今大会、4点目です。 しかし、本当に若い選手たちの躍動が見られるフランスですが山本さんこれまでのブラジルワールドカップそして、2016年のEUROなどを含めてその若い選手たちが十分に国際経験を積んできたのが今のフランスの姿だといえると思うんですが。 決まりました!2点目!マンジュキッチ。

クラマリッチはしきりにラキティッチに何かを伝えていたんですが…。 クロアチアの攻め手ということで考えるならば、山本さんやはり今大会1つの鍵を握るこのゲームでも鍵を握ってきたセットプレーというところ。 藤田さんクラマリッチが入ってからのクロアチアの考え方、変化は何かありますか。 藤田右と左サイドペリシッチと変えただけで基本的な構成は変えてないんですが。 確かに、先ほどラキティッチと長い間言葉を交わしていたクラマリッチですがその中盤の構成自体はクロアチアあまり変わっていませんね。

右サイドバックのブルサリコが確かに、ストッパーに近いポジションにいます。 藤田クロスに対しての枚数を増やしたいというそういう狙いですねクロアチアは。 ちょっとブルサリコはオフサイドポジションだったという判断でしょうか。 エムバペが先頭に残っているところでクロアチアもそこの対応に追われるのでなかなか前にいけないところもあるんですよね。 つかませきらなかったフランスがクロアチアから4点を取り現在、4対2。

今、長い笛が鳴りました!試合終了!フランス、クロアチアを4対2で破りました!フランス、98年のフランス大会以来20年ぶり2回目のワールドカップ制覇!世界王者に輝きました!若きフランスの選手たちの躍動。 フランスとクロアチアによる決勝は4対2。 フランスがクロアチアを破って20年ぶり2回目の優勝を成し遂げました。 フランスがクロアチアを破っています。

フランスの強さが目だった、若い選手が多いフランスが強いグループになって組織力が強いといわれたクロアチアに勝った。 このクロアチアの戦いぶりは我々、日本代表チームにとっても非常にヒントになるそういうチームだった気がします。 曽根さん、ピッチサイド私の後ろにクロアチアサポーターがいるんですがみんな笑顔ですね。 今大会を通じてずっと言われてきたことですが快進撃を続けるにつれてクロアチアの人口は400万人あまりという本当に小さな国です。

ベルギーに、あれだけ日本が、しかも日本らしい個性と創造性を引き出して日本のサッカーを見せてくれたことに西野監督、選手、そしてロシアワールドカップのメンバーたちサポーター、みんなに拍手を送りたいと思いますしこの日本の活躍も生涯忘れることはできません。 ディディエ・デシャン監督は選手はフィジカル、肉体で戦う。 監督の戦いは本当に心理の戦いだということを昨日の会見でも言っていましたが自分がピッチの上で戦うわけではないだけに山本さんも監督経験者でいらっしゃいますが。

今大会におけるセットプレーを改めて、どう振り返りますか。 ワールドカップ記録となります9ゴールをセットプレーから挙げたイングランドの躍進というのも今大会を語るうえで1つ、見逃せないポイントになりました。 フランス同様に藤田さん、イングランドも若き、新生イングランドと形容されるチームでしたがフランスに比べると同じ若いとはいっても国際舞台での経験はフランスほどには豊かではないチームではありましたよね。

今大会が3大会連続のワールドカップとなりました。 こういう、何か大きなものにみんながチャレンジする過程ですごく大きなエネルギーがサッカーを通じて藤田大会前の予想で優勝候補や強豪国実力があるといったその国ですら再びワールドカップトロフィーを抱えてピッチに登場しました。 大会で最も活躍した21歳以下の若手選手に贈られるヤングプレーヤー賞。 そして得点王最優秀ゴールキーパー大会最優秀選手、MVPの順に個人表彰が行われていきます。 大会で最も活躍した21歳以下の若手選手に贈られるヤングプレーヤー賞。

大会MVP、最優秀選手は決勝では敗れましたが準優勝のルカ・モドリッチに贈られます。 アルゼンチンの副審マイダナとベラッティそしてオランダの第4審カウパースに対しての表彰です。 2018FIFAワールドカップロシアを制したフランス。 今、高々とトロフィーを掲げました!1998年、自国開催のフランス大会以来雨にぬれそして紙吹雪に包まれるフランスの選手たち。

ここまでこの試合、決勝の解説は上原2018FIFAワールドカップロシア大会はフランスの優勝で幕を下ろしました。 フランスがこれで98年フランス大会以来5大会ぶりの優勝となります。 5大会ぶりにというより5大会周期でこのところ初優勝のチームが生まれているというワールドカップでもありますが今回はフランスが2回目の優勝。 稲垣2018FIFAワールドカップロシア大会はフランスの5大会ぶり2回目の優勝で幕を下ろしました。