桂文珍の演芸図鑑「草野仁、三増紋之助、神田松之丞」

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この番組のまとめ

はい 今日は曲独楽でございますな。 独楽が すごい動きを致しますよ。 三増紋之助さん。 ではね 早速 独楽を回します。 ちょっと 変わった独楽です。 今 こうやって縦にぶつけてるんですけど独楽って 繰り返してるとちょっとずつ 横に こうズレるんですね こうやって。 この扇子の上に先のとがった独楽を立てます。 今度は この薄い刃の上に独楽を載せます。 だんだん だんだん先の方に独楽が渡ります。

佐野山權平ね お父っつぁんが寝たっきりなんでございます。 当時は10日興行でございましたが6日目に谷風 佐野山戦が組まれる。 日下開山横綱 谷風相手に勝つ事ができたら百両やろうなんて お達しが下し置かれましてさあ いよいよ翌日谷風 佐野山戦の幕が開く。 呼び出しやっこが声を自慢に「西 谷風 東 佐野山」と呼び分ける。 名乗りの水や塵手水 両力士が土俵の上へ 姿 現しますと「いや~ 待ってたぞ〜い佐野山 佐野山 佐野山 佐野山」。 で 片や 佐野山弱すぎるんです。

佐野山関わしゃ 左の手を緩め始めた。 ええ? 佐野山 負ける俺の佐野山が 俺の佐野山が」。 「よいしょ!」って投げたもんですからもう その時 軍配が「佐野山!」って上がっちゃった。 これを見て ご見物「大変だ こりゃやっぱり 佐野山 勝ったんだ。 佐野山 勝った! 佐野山 勝った!この一番は歴史に残る!」。 言ったかどうだか分かりませんけれどもこれが もとで 佐野山は相撲界に残る事ができたという。

そうした時に テレビをご覧の皆さんは 絶対に『えっ 黒柳徹子結構バカなんじゃないの』と皆さんが 絶対おっしゃるに決まっている」と。 「何ですか?」と言いますと1週間前で結構ですから来週やる回のおおまかなテーマ中世のね 何か ヨーロッパとかそのくらいは教えて下さい。 私たちは なるべく 教科書参考書の陰に隠れていそうな面白おかしい事を引き出して問題にしようという事でした。