気象庁の発表によりますと、強い台風12号は午前7時には、伊豆諸島の八丈島の東南東420キロの海上を1時間に40キロの速さで北北西へ進んでいると見られます。 あす朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多い所で、関東甲信と東海で400ミリ、伊豆諸島で300ミリ、近畿で250ミリなどと予想されています。 あすにかけての最大風速は、東海と伊豆諸島で40メートル、伊豆諸島、東海で10メートルの猛烈なしけになるほか、東北で7メートル、近畿で6メートルの大しけとなる見込みです。
台風の今後の進路ですが、台風は北、または西の方向へ進んできょうの夕方ぐらいになると、伊豆諸島に諸島や関東南部には夕方から夜になるとかかってくる見込みです。 そして夜になると、発達した雨雲が関東地方や伊豆半島などにかかってくる見込みです。 その後、午前3時ごろになると、東海地方を中心に雨が降り、東海や関東では南風に変わる所が多い見込みです。 東海地方もあすにかけて雨は降り続いて、雨の量、かなり多くなる非常用品の準備、停電対策、避難経路の確認、なんといっても早めの避難を心がけるようにしてください。
台風の接近で、国内は広い範囲で雲がかかり、月を観察することができませんでしたが、九州、中国、四国、そして東北の一部では空が晴れ、南西の方向に皆既月食を見ることができました。 ブラジルを公式訪問している秋篠宮ご夫妻の長女の眞子さまが、日本の皇室としては初めて、アマゾン地域のトメアスを訪れ、日系開拓者の慰霊碑に花をささげたほか、現地の日系人の歓迎会にも出席し、交流を深められました。 トメアスはアマゾン地域の奥地にあり、自然環境も厳しいことから、多くの日系人が病気などに苦しみ、続いて気象情報です。