あの日 あのとき あの番組「火星 大接近!~宇宙の謎に迫る〜」

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この番組のまとめ

渡部さんにとって 火星とはどういうところが魅力ですか?やはりですねいろんな事が分かってくると割と地球に似ていたっていう事が分かってきた事ですね。 探査機は 無事火星表面に降り立ちました。 今 地球から2億km以上離れた火星でこれまでで最大規模となる探査が続けられています。 今夜は 惑星科学がご専門の国立天文台助教授渡部潤一さんと共に見ていきたいと思います。 渡部さんは 今回の火星の探査はどのように ご覧になってますか?はい。

自由に行けますのでそういう移動探査こそがですねこちらが ローバー2号機オポチュニティが着陸した…さあ これらの着陸地点は一体 どんな所なんでしょうか。 発電は 太陽電池で行うため着陸地点には 強い日ざしが照りつける事が条件となります。 こうした条件で絞り込んだ結果着陸地点は赤道を挟んだ 北緯10度から南緯15度の間にあるこの153か所が候補となりました。 着陸地点選定委員の一人マイケル・カー博士です。

2か所の着陸地点のうち1号機が降り立ったグセフクレーターです。 データを基に着陸地点が どんな場所なのかを見ていきましょう。 先生 こうしたローバーの調査によってここに 水が存在していた可能性のあるものがいくつも見つかった訳ですね。 この場所の砂や石には炭酸塩鉱物というものが含まれている事が分かったんですね。 炭酸塩鉱物とは一体どんな物質なのか。 博士は火星での炭酸塩鉱物の発見に最も期待を寄せていた研究者の一人です。 アメリカカリフォルニア州北部の乾燥地帯にある…周囲を 山に囲まれたモノ湖も閉じた湖です。

先生 まず一番向こう側のグループはどういう原因で出来たものなんですか?あの~ こちらのグループは地形の出来た原因が火星の外にあるものなんですね。 標高2万mを超える巨大な火山や大地を切り裂く大きな地割れなど火星の地殻変動によって出来た地形です。 地球以外の惑星で こうした水が原因で出来たと思われる地形が見つかっているのは火星だけなんです。 でも これらの地形と比べるとこの着陸地点に選ばれたメリディアニという所はあんまり… というか 全然水に関係してるようには見えませんね。

博士は 30年以上にわたりNASAの火星探査衛星にある特殊な装置を搭載して観測を続けてきました。 その装置とは…博士が開発した装置は 今やNASAの全ての火星探査衛星に搭載されています。 今回着陸した2機のローバーにも博士の開発した 最新の赤外線観測装置が使われています。 高性能の赤外線観測装置が搭載されていました。 その結果火星で観測された波形は地球上にあるヘマタイトという岩石の波形と赤外線で 徹底的に調べました。 しかしヘマタイトが見つかったのはメリディアニただ一か所だけだったのです。

この部分が青いという事はヘマタイトがほとんどないという事です。 ヘマタイトは エアバッグがバウンドした衝撃で周囲に吹き飛ばされたかあるいは 土の中にめり込んでしまったために見えなくなってるんですね。 この事から表面を覆ってる砂だけにヘマタイトが含まれてる事が分かります。 赤黒い砂粒は ヘマタイトを含んでいると考えられています。 それは ヘマタイトが砂の状態でしかも表面にしかない事なんですね。 ヘマタイトはどこからか飛ばされてきてこの場所に積もったのかもしれません。

火星を見て火星を調べるという事は私たち地球生命がこの広い宇宙の中で史上最大の火星探査。 2004年放送の「NHKスペシャル史上最大の火星探査」いかがでしたか?いや~ さすが「NHKスペシャル」見応えがありました。 そうした最新の発見も含めてですね人類が 火星探査を始めてからどんな事が分かってきたのかという事このポイントをまとめておりますのでご覧頂きましょう。

カッシーニがレーダーで観測するとマイナス180度のタイタンでは水は凍ってしまいます。 タイタンでは メタンが人類の挑戦は太陽系を飛び出しはるかかなたの宇宙の謎に迫ろうとしています3 2 1…。 ハッブル宇宙望遠鏡がスペースシャトルに積まれて打ち上げられました。 人類初の本格的な宇宙望遠鏡です。 メタンで 液体の海がマイナス百何十度っていう可能性は否定できないという事…。 しかし この先地球外生命の可能性がますます 広がってきたっていう事ですよね。