第100回全国高校野球選手権大会 第10日

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この番組のまとめ

ツーアウトランナー、一塁。 マウンド上金足農業の吉田はすでに7つの三振を奪っています。 実況金足農業は7回表7番ライトの菊地彪吾が初球打ちで三遊間を破った。 7回の表、秋田の金足農業勝ち越しのチャンス。 バントで送ろうとする金足農業に対して守備でプレッシャーをかける大垣日大という形が今日は立ち上がりから続きます。 解説ファーストストライクは先ほどのところでいいですが次は、そんなに一塁線上を狙わないで打球の勢いを緩めることに集中したバントをしてくると思います。

実況次の1点勝負というのが大垣日大の阪口監督の考えです。 解説首をとにかく一塁に振らなければそんなにシュート回転しないんですけどちょっと力が入ってしまうと顔が一塁方向に解説両チームがそうですね。 守りきった満塁のピンチ大垣日大。 それでは満塁のピンチをしのぎました岐阜の大垣日大高校に応援メッセージをいただいています。 変化球から入るという形が中盤以降、多くなっている金足農業の吉田。 実況先ほどもランナーをけん制で一塁にくぎ付けにしてからのあのエンドラン失敗ダブルプレーがありました。

5回にランナーをスタートさせてからのセカンドゴロダブルプレーとなりました。 金足農業野球部はとにかくよく練習します。 そのとき以来の初戦突破を果たした金足農業、今日、勝ちますと23年ぶりのベスト16になります。 キャッチャーの日高君もうんうんとうなずきましたね。 ですから、杉本君が投げるときはキャッチャーミットを変えてるそうなんですね。 実況今日はキャッチャーご出身米子東高校元監督杉本真吾さんの解説でお伝えしています。

大会第34号、8回表秋田・金足農業、勝ち越し!解説これは粘り勝ちですね。 5番、大友12球まで粘ってレフトスタンドへ大会34号の勝ち越しのソロホームランを放ちました。 センター、大友の勝ち越しホームランで投球数が多いという杉本さんの危惧もある中でのこのピッチング。 実況味方が1点取ってくれたことで1つ火がついたようなピッチングでしょうか。 解説もちろん点が入らなければ同点で延長戦ということもあるんですがこの1点で自分には十分だといわんばかりの自信たっぷりのピッチングです。

ノーアウトランナー、一塁。 ワンアウトランナー、二塁です。 ワンアウトランナー、二塁。 ライトの頭上を破りました!1点追加!5対3!バッターランナーは三塁へ!1番の菅原、今日2本目の長打は貴重な追加点。 解説とにかくバントにこだわっていらっしゃいますね金足農業の中泉監督は。 実況今日は2回にスクイズを8番、菊地亮太が成功させています。 解説ピッチャーの吉田君がみずから打ちましたね。 ツーアウトランナー、一塁です。

一方で大垣日大逆転で勝利すれば11年ぶりの3回戦進出。 スリーアウト、試合終了!秋田・金足農業23年ぶり3回戦進出です。 23年ぶりの3回戦進出ベスト16入りとなりました秋田の金足農業です。 敗れました、74歳阪口慶三監督に率いられた岐阜の大垣日大高校。 両チームは11年前にも対戦があったんですがそのときは大垣日大高校が2対1で金足農業を破ったんですが今回は、金足農業が大垣日大を破ったということになりました。 1回表に金足農業が1点を先制したあとの1回裏、大垣日大。

8回表、金足農業5番の大友。 1点勝ち越された直後の8回の大垣日大の攻撃だったんですがここで、杉本さん吉田のギヤが何段階か上がりましたね。 金足農業の終盤の攻撃の粘りが非常に光ったゲームとなりました。 意外と早くお互いのチームが点を取り合ったんですが4回からは、まず金足農業のピッチャーの吉田君は完全に立ち上がりましたよね。 実況しかも6回、7回は金足農業がランナーを出してスリーバントをしてでもランナーを進めようというとこでいずれもそれが失敗した。

3回、同点に追いついてようやくスタートラインに戻ったと思ったけれどもなかなか自分たちが先をいけなかったところが非常に悔しいと、一つ一つそれから、エースの吉田投手のどんどんギヤを上げていくピッチングが印象に残りました。 解説何よりもスクイズを含めてワンアウトからでも送ってくるという攻撃で6犠打で点を挙げたんですけどそれから、吉田君も確かに序盤は調子は出ていなかったんですが6回以降はギヤを何段も上げてきました。 金足農業は全員秋田県出身の選手ですが秋田県人らしい粘りの野球。

実況大会10日目の第3試合は今、ご紹介した松坂投手の98年以来20年ぶりの夏優勝を狙う横浜と去年の夏の優勝校連覇を狙う花咲徳栄の対戦になりました。 解説長打もあり持ち前の打線がしっかり出て板川君がしっかりと抑えながら及川君も投げられたということで非常に投打ともにバランスよくゲームを勝ち上がりました。 そのあと、9回には2年生の直球に威力がある長身のサウスポー、及川が9回のマウンドに上がりまして無失点に抑えました。 大会連覇を目指す花咲徳栄。

実況花咲徳栄は1回戦と全く同じオーダーです。 一方で横浜高校のほうは7対0といい勝ち上がりをしたんですが花咲徳栄の勢いをどうやって止めるかということで今日は板川君ではなくて及川君。 実況及川の先発を決めたのが横浜高校の卒業生でもある平田監督ですがわたなべ監督から引き継いで3年目ということになりますが相手の打線がかなり勢いもあるだろうと板川投手に比べますとスピードも速いですし。 そういう意味では、及川投手がどう北埼玉の花咲徳栄の打線を抑えるかが1つ、ポイントです。

解説甘いスライダーを打たれたと言ってましたがただ、井上君は非常にいいスライダーだった狙っていたと言っていましたが今日はそのスライダーを本当に狙うのか。 実況互いに手の内を知り尽くした北埼玉の花咲徳栄と南神奈川の横浜。 野村自身も北埼玉大会ではあまり打撃が好調ではなかったんですが鳴門高校戦でホームランを打ちましたので。 実況カーブ、スライダーフォークボールを持っている野村です。 解説チェンジアップよりもスライダーですかね。 解説縦に落ちるのはカーブもあるかもしれませんが基本的にはスライダーとチェンジアップ。

そして、今度は横浜高校背番号10番の及川がマウンドに上がりました。 去年の夏の甲子園もマウンドを経験している及川。 実況ランナーの橋本吏功2番の杉本も非常に俊足のバッターです。 実況記録はワイルドピッチとなりましたがここはすかさず角田がマウンドにいきました。 実況甲子園初先発。 解説及川君としてのバロメーターはやはり三振が、どれだけとれるかということでしょうね。 実況南神奈川大会では13イニングと3分の1で三振18個を奪いました、及川。

実況花咲徳栄、先制。 実況一塁ランナーは二塁へ。 実況ツーアウトランナー二塁になって5番の羽佐田。 解説ノーアウト二塁になりましたから1点はやむなしですがこの2点目は取られてはいけない場面ですから。 実況甘いボールは禁物だと試合前に及川も言っていました。 ノーアウト、二塁という話もありましたが初回、得点が動きましたが横浜はスラッガーの4番センター、万波から。 解説縦の変化をつけながら少し体勢を崩してバッティングをしっかりとさせなかった。 実況いわゆる下位打線でも前の試合でヒットも出ています。

実況2回の表、横浜高校もランナーを出しましたが花咲徳栄から見れば先制した直後のランナーは抑えました。 初回先制点を挙げてそして、その直後の攻撃はヒットを許しましたが花咲徳栄が抑えました。 実況まだ1年生で、強豪の花咲徳栄でスターティングメンバーに入った井上。 実況練習試合では甘いスライダーをはじかれました。 ただ、ワンアウト二塁で花咲徳栄は追加得点のチャンスが広がってきました。

力のあるバッターが、花咲徳栄も1番から9番までそろっている横浜、花咲徳栄の2回戦の第3試合です。 解説少しスライダーがいいだけ今のボールが少し抜けてしまうと選択肢としてストレートが絞られるようになるんですけど及川君というピッチャーであれば変化球でもストライクがとれるということもあるでしょうね。 今、攻撃のタイムを花咲徳栄がとりました。 まだチャンスは続く花咲徳栄。 2回の裏、花咲徳栄ランナーを三塁まで進めましたがこの回は得点なりませんでした。 1対0、花咲徳栄、1点リード。

二塁ランナーを三塁に進めるうえでは右方向へのバッティングとなるわけですが。 解説なんとか引っ張ろうというバッティングですね。 ワンアウト、一塁二塁となって4番の野村です。 解説2年生で優勝したとき彼はインコースを前でさばいていたんですがピッチャーになってからまだ本調子ではないピッチングになってますね。 解説第1打席目は鳴門高校戦では抑えられて実況ツーアウトランナー、一塁二塁。 なんとノーアウト、一塁二塁のピンチでしたがここはよくしのぎました。 廣瀬さんいいバッティングでした。

解説少し高めに浮いてきているボールがあるのでそれに力負けしないでしっかり振っていこうという意識を感じさせるようなバッティングが続いています。 実況キャッチャーの田谷野がマウンドにいきましたが岩井監督はタイムをとりませんね。 実況ビッグイニングは作りたくないと言っていましたが攻撃のタイムを横浜高校がとりました。 ここはランナー、二塁三塁でバッター、8番の及川。 実況確かに、横浜が積極的なんですけどボールもちょっと高いですね。

解説もちろん頭に当たっているわけですから危険なボールですがよく見るのがランナー以外でピッチャーを除くバッターから一番遠い打順の選手が代わりに一塁にいきました。 実況夏の北埼玉大会の内容からしてエースは、この野村。 そして、なおもノーアウトでランナーが二塁三塁のマウンド。 北埼玉大会は2試合で9イニングという中田。 ランナーが二、三塁に残っていますからなかなか難しい場面ではあるかもしれませんがこういった場面で一気に追加点を取られて引き離されていくのかこの場面で抑えきったぞとなるのか。

追いかける花咲徳栄の一塁側のアルプスから中村慎吾アナウンサーに伝えてもらうことにしましょう。 今年の3年生は甲子園出場に導いたお守りを3つ持って応援しています。 解説こういった点差になると及川君としてはむだなフォアボールは出してはいけないですけど実況すばらしいバックアップを見せた遠藤。 風は右から左ですが風も舞うような状況の中で気温が33度ですから何か蒸し暑さも感じる今日の阪神甲子園球場。

解説9番の田谷野君から始まりますけど及川君をしっかり打ち崩さないとこの点差はなかなか返すことができないので。 解説ただ、厳しいボールもあるんですが少しスピードを抜いたり力を入れたりというピッチングをしているのでまずファーストストライクでとりにくるボールをいかに狙っていけるか。 解説どちらかというとバッテリーとしては長打を浴びてはいけない場面なのでやや外側でストライクをとってあるいはインコースは厳しく投げるにしてもどちらかというと長打を浴びない外側を中心に投げると思うんですね。

ワンアウトランナー、二塁で3番の韮澤、タイムリーヒット。 ツーアウトランナー、二塁で2番の河原木同点タイムリーヒット。 花咲徳栄、今度はこちらもワンアウト、一塁二塁のチャンスを作りましたが4番の野村、三振。 実況前の試合、鳴門高校戦では序盤リードを許したんですが8回、9回に3点ずつ取って逆転勝ちを花咲徳栄はしました。 解説目を見張るのが横浜高校の及川君のピッチングに目がいきますが打席での集中力でいう高めに浮いたボールはしっかり打ち返す。

神奈川は激戦区ですからしかたがないんですが意外にも3年連続で横浜高校が出場するのは長い歴史の中で初めてということです。 解説ダブルプレーにはなりましたが少しずつ及川君の投球をとらえ始めていますから勢いのつくホームランだと思います。 花咲徳栄のほうも、積極的にファーストストライクから振っていますのでそれほどまだ球数が多くなっている状況ではないんですが三振です。

解説中田君、スピードは140キロを超えるボールで確かにいいボールもあるんですがこれまでいいピッチングができているのは、やはりコースにきているボールが多いということでしょうね。 解説齊藤君には少し甘く入ったボールを右中間に打たれましたがそれ以外はしっかりとコースにも投げ分ける。 実況なんといっても去年の優勝校、花咲徳栄。 解説角田君は打つ方向を決めて打席に入ってますかね。 花咲徳栄、ファイト!花咲徳栄の第1試合は非常にいい試合でした。 私は県外に住んでいますが花咲徳栄が大好きです。

解説ホームランで今、ランナーがいない状態なのでそういう面では板川君としてはクリアな状態で一人一人アウトをとっていく。 実況先月の練習試合では対戦はありませんでしたがどちらも、よく練習試合を行っています。 しかし7回の裏、花咲徳栄に1番、橋本吏功のホームランが生まれまして8対4、その差4点で残り2イニング。 横浜高校は板川がよく抑えました。 私は若いころから横浜高校の大ファンでその影響なのか2人の娘たちが小学生のときから横浜を応援していて私と主人はテレビの前で観戦中。

実況3番の齊藤は先ほど中田からタイムリーツーベースヒットを打っています。 実況ただ、ここでの失点は防ぎたい花咲徳栄。 実況ピッチャーは代わって板川。 実況バッティングは鳴門高校戦でホームランが出たことで上がってきたと思いますと手応えを口にしていましたが今日もホームラン。 実況これもレフト前!さあワンアウト、一塁二塁で今日ヒットの井上につなぎました。 ここで横浜高校ピッチャー交代。

実況南神奈川大会で3試合の登板があって5回3分の2。 ワンアウト、一塁二塁という状況です。 代わったピッチャーですが井上の意識はどうでしょうか?解説引っ張ってもよし流してもよしというバッターですからね。 実況2年生ピッチャー、黒須。 解説井上君は外のボールは引っ張るぐらいの力を持っているんです。 実況4点差ありますが終盤にきて花咲徳栄が得点を挙げている状況。 解説打ち気になっている井上君を利用してインコースのストレート。 花咲徳栄はピッチャーを代えます。 勝負をかけた花咲徳栄8回の裏、無得点。

解説少しタイミングが合ってないバッターに対してボールカウントで入っていくと万波君も打ちやすくなってしまう状況になりますよ。 ワンアウトランナーがありません。 実況初回以来の三者凡退で9回の裏の花咲徳栄の攻撃です。 そのあと6回得点差を広げたところで花咲徳栄、4番、野村のツーランホームラン。 さらに7回には1番、橋本吏功のソロホームランでの追い上げがありました。 実況田谷野からですからランナーを出していけばホームランの4番の野村に回ります。 アウトカウントを1つとりにいく。

外野守備にもよりますがタイムリーを打ったあとに野村君。 解説アウトコースなんだろうと誰もが思うので、思い切ってインコースで勝負しているんでしょうね。 解説今、いいリズムでピッチャーがインコースを攻めて最後は外のボール。 実況横浜高校、3回戦進出!花咲徳栄連覇はなりませんでした。 ♪~実況大きな声で胸を張って校歌を歌い上げました横浜高校の選手たち。 解説昨年優勝したチームで残ったメンバーは野村君だけですからね。

さらに、9回裏は花咲徳栄ワンアウト、満塁で4番の野村。 解説逆球での変化球でしたが井上君、それまでは頑張ってたんですが最後のボール球の見極めができなくて空振りになってしまいましたね。 特に、野村君といういいピッチャーに対してそれを抑え込んだうえで自分たちのペースに持ち込んだ意味では追い上げられて苦しかったですけど、最後には4回に6点取ったというビッグイニングがあったことが最終的に勝利に結びつきました。

最後は花咲徳栄が粘りを見せましたが勝ったのは横浜。 平田監督が渡辺監督から引き継いで今年が3年目で最初の年は2回戦敗退。 改めて去年の優勝も含めて花咲徳栄高校に敬意を表したいなと思いましたね。 その黒須投手は、満塁でスリーボールからインコース2球続けて最後、打ち取りました。 そういう意味では最後、バッテリーは本当に強気のバッテリーとなりますか?インコースを攻めることばかりが必ずしも強気というわけじゃないですがしっかりと黒須の持ち味を出してくれた。