そして波も、市内全域の４万５２７世帯８万３４８０人に避難勧告を出しました。 避難勧告が出たら、自治体などが用意する避難所や、安全な場所に速やかに移動するようにしてください。 では今、何に警戒が必要なのか台風の最新情報を斉田さんに伝えてもらいます。 この時間の土砂災害の危険度を見てみますと特に和歌山県や奈良県付近、薄い紫色の非常に危険な地域が広がってきました。 また指定河川を見てみてもこちら熊野川の中流など氾濫警戒情報が発表されています。 周辺地域の方厳重な警戒が必要です。
台風が日本海に進んだあとも湿った空気の影響で雨が降り続く見込みであすの夕方からあさって夕方までの２４時間に降る雨の量は北海道で１００ミリから２００ミリ、東海で１００ミリから１５０ミリ、関東甲信と近畿、それに四国で５０ミリから１００ミリなどと予想されています。
自治体が住民に避難を呼びかけるために発表する情報はまた、周りが暗くなって状況が確認できなくなったり、すでに浸水が始まっていたりして避難所に安全に避難することが難しくなったときにはＪＲ西日本によりますと山陽新幹線は新大阪駅と広島駅の間で午後６時半過ぎに出発した列車を最後にＪＲ四国は午後６時過ぎから終日、四国を走るすべての列車の運転を見合わせました。
高知自動車道は雨量が規制値を超えたため愛媛県の川之江東ジャンクションから高知県の大豊インターチェンジの間の上下線で午後９時４３分から通行止めとなっています。 ＪＲ四国では線路を点検するためあすも始発から運転を見合わせる区間がある見込みで線路の点検終了後に運転を再開したいとしています。 このうち全日空はこのほかジェットスター・ジャパンが４便、アイベックスエアラインズが２便、ピーチ・アビエーションが２便続いて近畿地方の状況を大阪放送局からお伝えします。
東海地方では三重県を中心に台風本体の発達強い雨が降り続いていて徐々に激しくなっています。 時折、斜めから雨が体に私がいる尾鷲市の隣の紀北町では町を流れる銚子川で先ほど午後１０時１０分に観測所の水位が氾濫危険水位を超えました。 三重県内には土砂災害の危険性が非常に高まっているところがあり津市中西部と松阪市西部それに大台町に土砂災害警戒情報が出されています。 名鉄は台風２０号の接近に伴う強風の影響で名鉄空港線は常滑駅と中部国際空港駅の間で上下線とも運転を見合わせています。
台風２０号はこのあと中国地方に最も接近する見込みで明け方にかけて非常に激しい雨が降るほか猛烈な風が吹くおそれがあります。 瀬戸内海に面した岡山県瀬戸内市の牛窓港です。 中国地方の港の様子を中継でお伝えしましたが岡山県の沿岸部ではすでに警戒が必要な潮位を超えているところがあり気象台が厳重な警戒を呼びかけています。 今夜とあすの中国地方の主な港の満潮時刻はすでに経過しているところも含めて次のとおりです。 台風の進路にあたる四国や近畿、中国地方では多くの木が倒れるような猛烈な風が吹くおそれがあります。
まず大雨に警戒が必要な時間帯見ていきますと近畿は明け方まで中国、四国地方は昼前まで、東海は夕方までと予想されています。 兵庫県洲本市、徳島県阿南市、そして三重県尾鷲市からお伝えします。 また、和歌山県の田辺市消防本部によりますと午後８時過ぎ、田辺市で自宅の庭にいた５０歳の女性が海岸には３人の持ち物が残されていたと氾濫の危険性が非常に高い氾濫危険水位を超えています。