「演芸図鑑」ご案内役の桂 文珍でございます。 「いや 今な 飛脚から挟み箱 預かったんだけど中に百両入ってんだと」。 うちはね茗荷屋ってくらいですから裏に茗荷がたくさん生えていますからね。 それを… そうだ!どうですかね? ええ?昔から 茗荷をたくさん食べさせるとボ~っとしてね物忘れが激しくなるって。 茗荷の刺身でございます」。 うわ~ これお前 茗荷盛りじゃねえかよ…。 「茗荷の開きでございます」。
そこでだ 田中君 君は野球経験者だと聞いたんだよ。 「えっ あっ… 課長そのライトじゃないですね。 「課長一旦 考えるのやめましょう。 課長の場合 英語力が理解を邪魔してる気がする。 課長 もう 知識はやめにしてキャッチボールの練習を始めましょう。 curve fork knuckleただ 私が一番得意とするのはこのsliderだな!」。 「よかったついでに 田中君君にも ひとつ いい話がある。 田中君 君の海外支店への赴任が決まった。
あっしね 旅 行って 帰ってくる時船で帰ってきてね中で お国名乗りが始まって『お前は どっから来た?』『俺は江戸っ子だよ』つったら『だったら皿屋敷 知ってんでしょ?』『知らねえ』つったらばかにされてね」。 「何だよ お前たちそんなに 皿屋敷の事全く知らねえのか?」。 車屋敷あんだろ?あれ 皿屋敷」。 「えっ? 車屋敷は皿屋敷で 皿屋敷は車屋敷?じゃあ 何で みんなあれ 皿屋敷って言わねえんすか?」。
それからというもの毎晩 毎晩 夜中になると井戸の中から お菊の声で『1枚 2枚』皿の数える声が聞こえるらしいぞ」。 芝居の幽霊 見た者あるが本物見た者おりませんからね。 女将に7日間の興行権を願い出まして十分に宣伝をする。 初日 幕を開けてみるってえと満員御礼割れっ返るような入りの大興行になりまして。 幕がス~っと開くってえと目の前にある古井戸これだけが本物でございます。
新興のビルディングが建っている雑居ビル。 その4時ごろちょうど私が音合わせのために網走のキャバレーの「あら?」と思って。 岡持ちから え~っと ちっちゃなトランペットを出してピ~ ピ〜 ピ〜… 何か帳尻合わせるようにして音合わせ…セッティングしてだから 私たちみたいなショーが来るとその周りの地域の人で昔 音楽やってた人集められるらしくてそれで 何か 補充要員みたいなバンドの人が…。 フルバンドだから何十人もいるじゃないですか。 私も そのキャバレー回り8年ぐらいしてて。