北海道では初めての観測でした。 札幌市中央区です。 札幌市東区のホームセンターです。 行列は札幌市役所にも。 北海道ではすべての列車の運転ができなくなっています。 都市部でも犠牲者が出て、北海道では５人が死亡、４人が心肺停止、３１人の安否が分かっていません。 画面の中央、札幌市の繁華街、ススキノの交差点です。 今も停電が続く札幌市の中心部の上空からお伝えしました。 札幌市上空から見た現在の様子です。 北海道内、広い範囲で停電が続いています。 そしてこちらは、きのう午後７時過ぎの北見市内の様子です。
未明の地震で、厚真町で震度７を観測し、震度６強や６弱の揺れのほか、札幌市北区で震度５強、函館市でも震度５弱を観測しました。 この発電所があったのが、震度７を観測した厚真町です。 この厚真町を中心に人的被害も相次いでいます。 厚真町では、大規模な土砂崩れが起きました。 震度７の揺れを観測した厚真町の被害の状況です。 こちらは大規模な土砂崩れが起きた、厚真町吉野地区の上空から撮影された映像に、立体的な処理を施した画像です。
避難所にいらっしゃる方、また自宅にいる方も、まず医療機関、そして避難所、災害対策本部、これら必要な施設に発電機を設置しておりまして、それでカバーしている状況でございます。
北海道の空の玄関口、新千歳空港では、天井や壁が剥がれるなどの被害があったため、ターミナルビルが閉鎖されました。 すべての便が欠航したため、帰国できず、困惑する外国人旅行者も。 千歳市は、外国人旅行者向けの避難所を開設し、通訳を配置するなどして対応に当たっているということです。 北海道庁が、外国人旅行者などの相談に応じるために、専用ダイヤルを設けました。
札幌市の清田区などでは、液状化も起きましたけれど、こうした地域の地盤の特徴というのは、どういったものがあるんでしょうか？液状化というのは、砂の地盤で、それが緩く堆積して、さらに地下水が浅いと起きるんですね。 そうすると、その盛り土が砂っぽくて、ゆるっぽくて、地下水が浅いと液状化すると。 １９６８年十勝沖地震、それから２００３年十勝沖地震、これでもやはり液状化が起きて、こういった住宅被害が起きてるんですね。
ではどんな点に注意したらよいのか、災害リスクアドバイザーの松島康生さんに伺います。 それから今夜は、自宅で過ごす方、避難所で過ごす方っていらっしゃると思うんですけれど、そういったそれぞれの場所での過ごし方の注意点というのはありますか？まずやはり、不安な初めてのり添うということがまず必要かと思います。 もう１つ、最近、車の中で避難される中で、車の中に充電器を備えている、ＵＳＢが備えているところもありますので、そういったもので補充をしてあげるということも必要かと思います。
北海道電力によりますと、震源地に近い苫東厚真火力発電所の緊急停止です。 しかし今回、苫東厚真火力発電所が緊急停止したことで、発電する量が急激に減り、北海道電力は、午後１時半過ぎ、運転を停止した火力発電所のうち、苫東厚真火力発電所の復旧について、世耕経済産業大臣は、少なくとも１週間程度かかるとの見通しを明らかにしました。
北海道で震度７の揺れを観測した地震を受けて、日本サッカー協会は、あす、札幌ドームで予定していた日本とチリの強化試合の中止を発表しました。 森保一監督が日本代表の監督に就任して初めての強化試合となる、日本とチリの試合は、あす、札幌ドームで予定されていました。 日本代表は今月３日から合宿を行うなど、すでに両チームの監督や選手は、札幌入りしていましたが、日本サッカー協会はきょう夕方、北海道内での被害が大きく、右ひじのじん帯に新たな損傷が見つかったことが明らかになりました。
北見市の小林病院では、外来患者と救急患者の受け入れをいずれも停止しています。 また北見市の道立北見病院、網走市のこが病院では外来患者の受け入れを停止しています。 北海道内のコンビニエンスストアでは、営業を見合わせるなどの影響が出ています。 このうちセブンーイレブン・ジャパンは、北海道内の１０００店余りのうちおよそ９７０店で停電が起きていますが、飲料水などの販売は続けているということです。 北海道庁は、災害時の連携協定を結んでいる道内の大手コンビニチェーン、セイコーマートに、食料の支援を要請しました。
また、北海道銀行と北洋銀行でも、店舗の営業やＡＴＭの利用に影響が出ています。 日本郵便によりますと、地震の影響で北海道での郵便物やゆうパックの配達が大幅に遅れる影響が出ているということです。 きょう午後３時現在で、ヤマト運輸は北海道内全域で宅配便の集配を見合わせていて、また全国から北海道に送る荷物のうち、を決めています。 未明の地震で厚真町で震度７を観測し、震度６強や６弱の揺れのほか欠航になりターミナルビルは開業以来初めて全面的閉鎖になりました。