そして 今 私たちが使っている「かぜをひく」とははっ…!ひえ~っ!和尚様!秋分などに吹く東の風…えっ? 何じゃ?はあ~っ…!風邪は 脳卒中や感染症などこじらせると死につながる病まで引き起こすと考えられていたのです。 そして こちら 胃風はかつて西川先生が患った病気と関係が。 古く 奈良時代頃から「風に中る」のが原因と考えられていた病気とは脳の血管が出血したり詰まったりして起こる…しかし 原因が脳にあると分かり…っていう事だったんで。
心配してたら…うちの亭主はどうしちまったんでしょう?江戸中期 脳卒中はいまだ 中風と呼ばれ脳に原因があるとは分かっていませんでした。 なぜ 医者たちは…これは 江戸中期に描かれた人体解剖図。 日本人は オランダの医学書から卒中風の原因が風邪ではなく脳に原因がありそれが血管を塞ぐ事だと知ります。 2度ほど? え~っ?インフルエンザです。 かつて 風邪が引き起こすと考えられお駒風と呼ばれたインフルエンザ。 まだ インフルエンザの原因がウイルスだと知らない時代。
まだ インフルエンザウイルスが発見されていない時代に日本人は この病気の原因が外国から来る事に気付いていたと考えられるのです。 ついに インフルエンザの正体が突き止められる時が訪れます。 リーダーの山内 保博士はスイスにある世界トップクラスの研究施設パスツール研究所にいた細菌学者。 インフルエンザの病原体は思っている以上に小さいものかもしれないと考えた博士は細菌を ろ過する装置で病原体を ろ過。 それでも インフルエンザにかかる事を確認し原因はウイルスだと結論づけたのです。