超入門!落語THE MOVIE 秋スペシャル「寝床」「天狗裁き」

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この番組のまとめ

「落語 THE MOVIE」でございます。 それでは 落語を見て楽しむ番組「落語 THE MOVIE」 始まります。 今回は 完成したMOVIEを2人も鑑賞見る落語どうぞ 一席おつきあい下さい。 俳優たちは その音に合わせて落語の音声に合わせるという今までに経験のない芝居に戸惑う俳優陣ごめんなさい!一方 番組出演経験のあるこの3人も…「ハス ゴボウ シソの実ってございますね」。

「荒物屋さんへ行ってまいりましたがおかみさんが臨月でらっしゃいまして生まれるのが 今夜か明日かってあんばいでございます。 「ええっ!? おかみさんが臨月で今日か明日生まれようってのかい。 え~っと あそこのうちは…おかみさんと 一生懸命働いてらっしゃいまして結構なんでございますが訳を聞きましたら何ですかお得意様に年会がありまして明日の朝までに生揚げと がんもどきを360 作るんだそうでございます。

相すみませんが 義太夫は来らんないって事でございます」。 奉公人がだ だ… 旦那の義太夫を聴く。 「耳が悪くって 義太夫が聴けないってのは 意味が分かりますよ。 何で 眼が悪くって義太夫が聴けないんだい」。 あの~ 眼に熱を持つというんで医者に止められておりまして殊の外 旦那の義太夫はよくないって事でございます」。

旦様 私は あの親一人 子一人でございまして」。 何だい 提灯屋も 豆腐屋も数をそろえるように朝までに360?そんな訳はないじゃないか。 師匠には帰ってもらいな!料理人にも帰ってもらいな!見台 踏み潰せ!私は寝ちまうから!」なんてんで さあ旦那 頭から湯気を出して布団をかぶって 寝てしまう。 提灯屋は何だろ?朝までに 360ばかり提灯を張るんだろ!」。 「まことにお忙しいこってござりますが提灯屋さん もともとお好きでらっしゃいまして先の会も お見えになれませんでした。

「あっ 生まれたの?じゃあ もういいの?長谷川んちのせがれはおっ母さんが風邪でもって看病してる…」。 あっ ご苦労さま ご苦労さま。 「ご苦労さま」。 「ご苦労さま」。 「ご苦労さま」。 「ご苦労さま」。 「ご苦労さま」。 あんまり 義太夫が ひどくってね聞こえちゃったんだよな。 冗談じゃ… また今日はいつもより ひどい…ひどいね また一段と…。 ええ みす内でもって語っております旦那の方はってえますと始まっちまうともう無我夢中でございまして汗 ダラダラ流しながら義太夫を語っている。

その定吉が私の義太夫を聴いて感に堪えて泣いてるんだ。 まさか 定吉かと思ってましたよ福君は。 いや 何か こう ある種落語において映像化してしまうっていうのは何だろう…見ようによっては タブーなような行為かもしれないけれども師匠方は 何か そんなふうにとって下さってるんですね。 正直 初めは… だって落語って 想像するからいい芸能なんじゃんっていう。 自分で赤くして何てです?そして 僕のやるおかみさんを鈴木保奈美がやるっていう…。 濱田さんもね 本当に僕らも拝見したいです 是非。

駄目だな 本当な。 何かさニヤニヤ笑いながら寝言 言ってたよ。 何か 変な夢 見てねそれ 私聞いてヤキモチやくようなそんな女じゃないよ 私はさ。 「だ… 見てねえもの 本当に。 「てめえ いい加減にしろよ本当に お前… だっ」。 「痛っ!本当に やりやがったね。 今 この人 そこでねニヤニヤ笑いながらその夢 聞いて ヤキモチやいてけんかになったとかそういうんじゃないの?違うの? おめえも そう?何それ? つまんねえ けんかだね。 冗談じゃねえよ ええ?お前ら 仲よすぎんだよ 本当に。

「何だ その言いぐさは この野郎。 ちょっと おめえに聞くけどよ5年前の大みそかの恩を忘れたか?」。 「何で 5年前…」。 おめえがよ 5年前の大みそか餅が買えねえ 年が越せねえ俺に泣きついてきたろ?俺が金 集めておめえに渡してやってようやく 年が越せたんじゃねえかよ おい。 5年前の大みそかの恩 忘れておめえ 夢の話はできねえってのは どういうしみったれな根性して…」。 じゃあ おめえに聞くけどな4年前の大みそかの恩忘れたか?」「3年前の」。 「2年前の」。

お奉行様どうにかして下さいという願書をしたためまして南町奉行 大岡越前守様におおそれながらと訴え出る。 お奉行様もこの願書を見て驚いた。 お白州を開こうって事になりましてお白州の上 砂利の上には八っつぁんと家主が座っておりまして1段 高い所にはお奉行様が控えております。 「家主 幸兵衛ならびに店子 八五郎 一同の者そろいおるか?」。 願書の赴きによれば店子 八五郎が見た夢を物語らんがために家主 店立てを申し渡したとあるがそれに相違ないか?」。