非常に強い台風24号は九州や四国の一部を暴風域に巻き込みながら北東へ進んでいて九州南部では1時間に100ミリを超える雨が降るなど猛烈な雨や風となっています。 また午後1時までの1時間には宮崎県が設置した雨量計で木城町で78ミリ、国土交通省が徳島県那賀町に設置した雨量計で53ミリの非常にこれまでの雨で鹿児島県と宮崎県、大分県、熊本県、鳥取県、愛媛県、それに徳島県では土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
かわってご覧いただいているのは暴風域に入っている高知県西部足摺岬の現在の様子です。 こちらは高知県西部の宿毛市にある中心市街地です。 まず最大風速は陸上で40メートル、海上で45メートル、最大瞬間風速は13メートルと猛烈なしけとなる見込みで台風の接近が潮位の高い時期と重なるため高潮のおそれもあります。 こちらは7月の西日本豪雨で大きな被害が出た県西部宿毛市の避難所です。 愛媛県の南西部、宇和島市です。 宇和島市は7月の西日本豪雨で大きな被害を受けました。
全日空が松山と羽田、大阪、中部、松山と羽田、大阪、それに福岡を結ぶ合わせて16便、アイベックスエアラインズが松山と中部や新千歳を結ぶ4便、ピーチ・アビエーションが松山と関西を結ぶ2便、ジェットスター・ジャパンが松山と成田を結ぶ4便、日本エアコミューターが松山と鹿児島を結ぶ2便、続いて鉄道です。
隣の小豆島町では午前11時半過ぎに16.2メートルの最大瞬間風速を観測しました。 最大風速は海上で30メートル、陸上で25メートル、最大瞬間風速は海上で45メートル、陸上で35メートルと予想されています。 JR四国は高松と岡山を結ぶ快速マリンライナーと県内すべての路線で終日運転を見合わせていことでん高松琴平電気鉄道は琴平線、長尾線、志度線の3つの路線すべてで運転を見合わせています。
避難指示は大阪府や宮崎県など9万483世帯、国土交通省によりますと午後1時半の時点で宮崎県、大分県、それに鹿児島県の合わせて12の川で氾濫の危険性が非常に高い氾濫危険水位を超えています。 宮崎県では6つの川が氾濫危険水位を超えています。 国富町を流れる本庄川、宮崎市を流れる瓜田川、このあと台風は午後6時ごろには徳島県付近に非常に強い勢力で進む見込みです。 赤い円は暴風警戒域で台風の中心が予報円に入った場合、風速25メートル以上の暴風の吹く恐れのある地域です。
山陽新幹線は新大阪と広島の間で上り下りともすべての列車の運転を見合わせています。 都市部では排水が追いつかずに行き場を失った雨水がアンダーパスや地下街に高潮のときには台風の低い気圧で海面が吸い上げられることに加え沖合からの強い風で大量の海水が沿岸に吹き寄せられるので大変危険です。 東北新幹線が上り下り合わせて8本、山形新幹線が2本、上越新幹線が5本、北陸新幹線が6本の合わせて21本です。
こちらは宮崎市内の高岡町を流れる瓜田川の流域の映像です。 宮崎市によりますと瓜田川は番所橋や学頭橋の周辺の2か所で水があふれ周辺の複数の住宅で浸水の被害が出ているということです。 撮影した女性はふだんは川底が見えるくらいなのに昼過ぎから急に水位が上がり恐怖を感じたと話していまたツイッターには宮崎県日南市の港に停泊している漁船が激しい雨と風によって陸に乗り上げそうになっている様子を捉えた動画が投稿されています。
市によりますと水があふれた場所の周辺では複数の住宅に浸水被害高岡町では午前9時前、田んぼにいた男性から妻が流されたと通報があり警察によりますと60代の女性が水田の用水路に流されたとみられるということで警察や消防が捜索を続けています。 こちらはNHKが高知市五台山に高知市によりますと午後2時現在、住宅4棟で被害が確認されていて高知市は突風による被害ではないかとみて詳しい状況などを調べています。