実はフォアフット走法は体への負担を小さくできることが最新の研究から分かってきました。 フォアフット走法で走る選手が受けていた衝撃は体重の1.6倍。 という、革命をもたらしているといってもいいフォアフット走法なんですが、大迫さんご自身は、これって、意識されてるんですか?意識したことなくて、本当にこのワードが出てきてから、そうなんだっていうので、僕もちょっと、検索してましたね。 不整地を走るということが、一番フォアフットになるためには近道なんじゃないかなと。
それから半年余り、今度はことしの2月ですね、16年ぶりに日本記録を更新した設楽選手なんですけれども、それから半年余り、今度は大迫選手がその記録を更新したというわけなんです。 設楽選手も大迫選手も、このフォアフット走法と言われているんですね。 増田さん、やっぱりこのフォアフット走法で、マラソンの走り方の常識っていうのは、一変したと考えていいんですか?と思いますけど、今の話聞いたらね、あんまり意識してなくって、やっぱりスピードランナーが、自然にそういうつま先着地になるんでしょうかね。
東京の中学生だった大迫選手をスカウトしたのが両角さん。 両角さんはその後も負けて激しく悔しがる大迫選手の姿をたびたび見てきました。 今や佐久長聖のレジェンドとなった大迫選手。 子どものころからこういうハンターのような目をしてましたけど、町田のほうで有名で、中学校1年生のときに、町田の競技場で、大迫さんが子どもなのに、ストップウォッチを1人で持って、厳しい練習しながら、自分でタイム計ってて、そのころからの自立心がすごいってことは、もう東京のみんなが知ってます。
このプロジェクトではフォアフット走法でマラソンを走りきるための下半身の筋力強化。 大学時代、大迫選手を指導した渡辺康幸さん。 そして、9月に控えているのが、東京オリンピックの代表選考会の、マラソン・グランド・チャンピオンシップなんですけれども、実はこのレース1回で、代表選手3人のうちの2人が内定するんだそうです。